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学校の校風の自由度が分かるたった1つの質問

こんにちは 
私立中高の教員のコウちゃんです

中学受験、高校受験での志望校選びは悩みが多いですよね。基本的には偏差値をベースに選ぶことが多いと思います。

ですが、同じ偏差値帯でどの学校を選ぶかとなった時、校風は重要な判断材料だと思います。
特に校風の自由度は近年重視され、多くの学校が「自由」な校風を謳っています。

ですが、一口に「自由」といっても各学校で意味合いが違います。制服が自由など外形的な自由さは分かりやすのですが、その学校が生徒の主体性をどれくらい尊重しているかは分かりづらいです。

そこで、教員の視点から見て、学校説明会などで、聞くといい1つの質問を紹介します。
それが

「生徒会はどんな活動してますか?」です。

生徒会は学校の生徒に対する姿勢が強く表れる部分です。その活動の仕方を聞けばだいたい学校の方針がわかります。

予算などについて決定権がある、生徒発案の活動をしている、校則に影響力がある決定を生徒会がしている場合には生徒の主体性を尊重する自由な校風を持つ学校だと思います。ポイントなのは生徒会が主体的に決定し、それが実際に学校生活に反映されているかです。

逆に毎年同じ事しかしていない学校は教員が決めたことをやっているだけという場合が多いです。校則について意見する権限がなかったり、生徒会選挙が盛り上がっていなかったりするような学校も、教員が決めた枠組みの中でしか自由を許さない校風の可能性が強いです。
そもそも生徒会の活動がなければ論外です。

生徒会の活動は直接、進学結果に結びつかないからこそ、学校の教育方針がよく出ます。また、自由度が少ない学校だと生徒会活動が形骸化しやすいです。

是非、志望校選びの際の1つの参考にしてみてください!



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