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第110弾「プリチー」

ハーイ!みんな元気?あたしけいご。

110曲目はこれ。プリチー。ちょっと全部が下手すぎでニュアンスが伝わらないのですが、ジャッジャッジャ!ジャッジャッジャジャージャ!ってやりたかった。でも、できなかった。演奏をしながら歌うというのは、とても難しいこと。みんなよくやっていると思う。頭が良いとか、美味しい料理が作れるとか、お金儲けがうまいとか、それも魅力的だとは思うけど、一番は「可愛げがあること(=プリチーであること)」だと思う。そんな歌です。

「プリチー」 作詞・作曲 Keigo Sakatsume

どんな星に行っても 思い出すぜ プリチー
最果ての果てまで 突き抜けるぜ プリチー

どんなつらい夜にも 守り抜くぜ プリチー
遠慮はいらないから 愉しもうぜ プリチー

ひとを嫌いになることよりも ぼくらは
ひとを好きになることを 好きになろう

愛を 腰に 巻きつけたなら 行けるぜ プリチー

僕は 「僕(君)」と言う 作品を 残そう
君は 「君(僕)」と言う 作品を 残そう

罪びとがこぼした なみだでできた
海に 星が舞い落ちる 夜を見たか

愛を 首に ぶらさげたなら 飛べるぜ プリチー

ちいさな頃に見た 夢じゃないけど
おとなだから見る夢も 悪くないね

愛を 腰に 巻きつけたなら 行けるぜ プリチー
愛を 首に ぶらさげたなら 飛べるぜ プリチー

やっぱり場数を重ねないといけない。ライブの。人前で演奏することの。いま、あたしは新潟県新潟市にいて、今後数週間の予定はなにもない。そして、手元に青春18きっぷ(JR鈍行乗り放題チケット残り三日分)があります。明日の夜以降自由に動けるのですが、誰か、近日中に「それなら何かしらを企画するから遊びに来てよ!」とか言ってくださる方がいたら、是非、お声かけください。お客様ひとりとかでも行きます。鈍行で行ける範囲なら、何処でも行きます。もちろんギャラなんて一円も請求しないし、宿も野営で(蚊取り線香持参)で凌ぎます。本番を重ねたい。ライブハウスのシステムがまだよくわからないけど、そういうのにも出たい。バンドで出れたら最高だけど、みんなバラバラに行動しているから、弾き語りスキルも磨いて、ひとりでも場数重ねられるようになる。あたし、強くなりたい!!!

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夏だし、夜の公園とかなら場所代もかからない。海は絶好の練習場所。誰か。夜のとばりを。9月9日(月)は吉祥寺ライブ。これに向けて生きている節があって、この日までは死ねないと思っている。バンド出演にあたり、ライブハウスの方から「バンドのプロフィールがあれば教えてください」と言われました。それで、急遽、保科さんが以下の文章を考えてくれました。仕事が早い保科さん。すぐにこういうのを出してくれるから、もう、最高。

○バンドプロフィール紹介

Agape(アガペー=神の愛という意味がある)

2014年2月14日。Guitar & Vocal の坂爪圭吾が、当時同棲していた彼女に振られ、振られた勢いをそのまま活かすかたちで、「ひとは家がないと生きていけないのか」という問いを持ちながら、定まった家がない状況で如何にして生きていくかという実験を開始。

その体験談を綴ったブログ『いばや通信』が、爆発的な人気を博し、結果的に日本全国、世界20ヶ国ほどに、トークイベントなどで招聘されるようになる。「とにかくやばいことだけをやる」というコンセプトに基づいた会社、【合同会社いばや】の代表としてブログや講演活動に専念するなか、“家を熱海に買ってもらう”というゴールを果たした頃に、会社が円満解散。

ホームをレスしてからちょうど5年後。2019年2月14日。イタリアはヴェネツィアで、ある女性を通じて「音楽をやりなさい」という啓示を受けた坂爪圭吾が、日本に帰国後、一日一曲の曲作りに邁進するなか、一人、また一人と毎月メンバーが増えていき、現在4人体制で活動している(今のところ全員無宗教)。

メンバーのほとんどが、“中学校の授業以来”という驚愕のバンド結成状況の中、「ド素人から成長していく姿を公開していくことが、自他共に勇気が出るのではないか」と開き直り、約半年で、およそ百数十曲の音源を作る。それらの楽曲は、「ジャンルはなんですか?」とカテゴライズされないために、様々な趣向が凝らされている。

メンバーそれぞれが、駄目なら駄目なりに、失敗したら失敗したなりの姿を晒していくスタンスで、“技術だけではない何か”を感じてもらえるような演奏を心がけている。

是非、読んでください。そして、我々の歴史を知ってください。あたしは反骨精神が強いみたいで、たとえば「金があるから幸せなのは普通。だけど、金も家も仕事もなにもないくせに、それでも楽しそうに生きていたらざまーみろだよね」とか思っちゃう。同じ感じで、音楽も「技術や才能があるから堂々としているのは普通。だけど、技術も才能もないくせにやたら楽しんでいるひとがいたらざまーみろだよね」とか、思っちゃう。(金とか才能が)あるから元気、というのは、普通。だけど、いろいろなものがないくせに、それでも幸せそうに生きている人間の存在って、カウンターパンチになると思う。どうしてなのだろうか、あたしは、そういう方面に惹かれてしまう。

◯メンバー紹介

Guitar & Vocal の坂爪圭吾(34)音楽活動歴約半年で、毎日一曲のペースで創作し、百数十曲の持ち曲のほとんどの作詞作曲を手掛けている。

Bass 保科亮太(31)音楽活動歴約五ヶ月で、「圭吾さんがギターで、ドラムは重そうだから」という理由でベースに挑戦。作詞も手掛けている。

Guitar 竹谷純平 (34)音楽活動歴約四ヶ月で、「誕生日が一番早いのと、唯一の長男だから」という理由でリーダーに抜擢。愛されキャラでありつつ、“アニキ”の愛称で親しまれる。ライブ時のMCと、エレキギターでのソロ演奏に注目。

Keyboard & vocal 稲村彰人 (26)音楽活動歴約三ヶ月で、仲良くしていた先輩たちに、半ば強制的にバンドに加入させられる。が、秘めていた才能が開花。その独自の世界観と歌唱力から、米津玄師さんに対抗しないかたちで人気を獲得している。

Drum メンバーX(加入間近?!)
神様のいたずらか、メンバー全員が新潟県出身で、全国屈指の曇天の空のもと、身体はでっかく、心は闇がちに成人したため、それぞれの表現活動によって自身に光を見出している。

我々は、五人組になることで『一定の完成を見る』ことを予言するメンバー紹介。我々全員新潟生まれで、日照時間の少なさが功を奏さないかたちで、偏った人間に育ちました。同郷である坂口安吾氏(坂爪圭吾と漢字が似ている)は、こんな言葉を残しています。ほんとうに可愛い子どもは悪い子どもの中にいる。子どもはみんな可愛いものだがほんとうの美しい魂は悪い子どもがもっているので、あたたかい思いや郷愁をもっている。と。ややや、本当は「つむじ曲がりがいなければ世の中の発展はない」的な文章を引用したかったのですが、出典元が謎だったので、代わりにこの言葉を引用しました。坂口安吾さん、良いですよね。文学のふるさととか、とっても沁みます。彼は、他にも「彼はいつも私に、こう話しかける。君、不幸にならなければいけないぜ。うんと不幸にね。そして、苦しむのだ。不幸と苦しみが人間のふるさとなのだから、と。」などと言っています(保科さんみたい)。

◯バンドからのメッセージ

まずは「1年後、見ててください!」を合言葉に、Agapeを応援してくれているファンと共に成長していきたいと思っています。年齢的にはアラサーですが、まだまだ多感な我々Agapeの音楽を、ぜひリアルで体感していただけたら嬉しいです。

音楽初心者が、一年でどこまで行けるか。いま、そんな挑戦をしています。ブログにも書いたのだけど、あたしたちを応援してくれたうれしい。毎日曲を書いていて、でも、反応をもらえることなんて滅多になくって、時折批判が届くくらい。反応がないことは結構さみしいこと。もちろん、反応がなくってもやり続けることに代わりはないのだけど、こうして実際に創作活動をはじめてみて、見てくれるひとの存在、聞いてくれるひとの存在がこんなにおおきいものだったのか、と、自分が一番びっくりしている。まあ、反応がないからやめちゃうなら、その程度だってことではあるけど、誰にでも「見ていてくれるひとがいる」って思えたことが、力になること、あると思う。

あたしは無宗教だけど、仏教も密教もキリスト教も好きで、神様はいるような気がする。なんと言うか「誰かが見てくれている」って思う時の『誰か』って、必ずしも『生きているひとだけじゃなくていい』のだと思う。自分の大好きなひと、歴史上の人物でもいいし、同じ時代を生きているけれどまだ会ったことのないひとでも、それこそ『神様』とかでもいい。昔の日本人は、それを「お天道様が見ている」なんて言葉で表現したけど、誰かのまなざしを感じ取ることができるかどうか、って、諦めない力になると思う。キーボードのあきとさんも、いろいろなことを思いながら、今を生きている。

と、ここまで書いたところで、保科さんからラインが届きました。そこには「この度、嘉向徹さんが、8/26、9/2のリハーサル、そして9月9日の本番に参加される意思を表明されましたので、まずはこちらのグループラインの方に招待させていただきます!!」と書かれてありました!!うひょーー!!うれすぃーー!!揃ったーー!!!!!Agape、一定の完成を見たーー!!ごいすぃーー!!うれすぃーー!!!いやあ、うれしいなあ。この五人で音楽をやれるなんて最高じゃないか。早くみんなに見てほしい。この「早くみんなに見てほしい」と思う気持ちは、すげえうまい料理やさんを見つけて、そこの料理があまりにも美味しいから「あの子にも食べさせたい」と思う瞬間の気持ちに似ている。自分(たち)がすごいと言いたいのではなくて、この世にはこんなに素晴らしいものがあるのだよ、と、自分と切り離されたものとして「素晴らしさをわかちあいたい」と思う気持ちと似ているのです。

いやあ、うれしいなあ。本当にうれしい。生きていてよかった。徹さんは、最高な人間なんです。あたしは最低な人間だけど、保科さんも、竹谷さんも、あきとさんも、徹さんも、最高な人間なんです。一種の天然記念物だと思う。全員。純度を保ち続けた、絶滅危惧種の天然記念物と一緒に音楽をやれる、この奇跡。うれしい。おとなになると、心が濁るではありませんか。でも、彼らは、濁ることを拒否している(ようにあたしには見える)。そのことで余計に傷つくことはたくさんあると思うけど、でも、人間として一番大事な部分を、守り続けているように思う。そういう人間と、同じ時を過ごせることを、あたしは誇りに思う。彼らにふさわしい自分でありたいと思うし、彼らに恥ずかしくない自分でありたいと、思える自分を好きになれる。

この曲の歌詞に「ちいさな頃に見た夢じゃないけど、おとなだから見る夢も悪くないね」って部分がある。まさに、こんな感じです。すごい。自分の未来を予言していた言葉みたい。前々から、あたしは「10代の頃のもっとも繊細だった自分に、笑われない生き方をしたい」と思っていた。あの頃の自分が、いまの自分を見たら、どう思うのだろうか。できることなら、鼻で笑われない自分でありたい。そんな風に思っていた。でも、その逆もある。昔の自分に向けて、いまの自分が「おい、けいご少年。お前は、今、死ぬほどつらい時期を過ごしているかもしれないが、数年後のお前は、素晴らしい仲間と、素晴らしい時間を過ごしているのだぞ。だから、顔をあげろ。前を見るのだ」と、声をかけることもできる。昔の自分に笑われないように生きることだけが、人生じゃない。昔の自分のために、光を放つように生きることも、人生なのだと思う。数年前の自分だけじゃなく、いまの自分さえも想像できない未来を生きるためにも、これからのあたしたちに、期待をします。

じゃあ、またね。愛してるわ。バイバイ。

坂爪圭吾 keigosakatsume@gmail.com

【イベント情報】

8月24日&25日(土&日) 15時~16時@神奈川県横浜市「ごちゃまぜの家」

9月9日(月) 19時半~@東京都吉祥寺「曼荼羅」

※※※ 詳細は決まり次第更新いたします ※※※

音楽活動開始宣言をしてから、およそ4ヶ月が経ちました。音楽初心者が、一年でどこまでいけるかを見てみたい。そのためには、本気でやる必要がある。そう思って、1日1曲を目安に音楽を作ったり、できる限り場数を踏むためにライブ活動(人前で演奏すること)も経験したいと願っています。人前で演奏できる機会を設けてくださる方がいたら、ご連絡いただけましたら最高に嬉しいです。交通手段さえどうにかなれば、あたし、どこまでも行きます。会場も規模も問いません。ひとりでもいれば、あたし、行きます!!

7月28日開催「Agape 定期演奏会」の動画です!是非!動画編集に4時間もかかったので是非!現時点における、我々のベストです!音楽初心者が4ヶ月でここまで来ました!正確には、坂爪圭吾が1日1曲トライアルをはじめて4ヶ月、ベースの保科さんはベース歴3ヶ月、ギターの竹谷さんはギター歴2ヶ月、キーボードのあきとさんはキーボード歴1ヶ月です!見苦しい点は多々ありますが、歌詞だけでもご覧いただけたらうれしいです!歌詞は自信があります!自信があるというのはちょっと語弊があるのですが、眠る前のお供に(眠らないときのお供にだって)是非!どうぞ!歌詞だけでむぉ!

懐かしい動画が出てきました!陰気!


バッチ来い人類!うおおおおお〜!