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インヴェンション配信に寄せて:バッハ演奏に対する僕の基本的スタンス(※専門的内容を多く含みます)

小学生の頃、様々な作曲家の作品を器用に仕上げられるような子供では決してなかったけれど、バッハの作品はどうにか比較的心地よく弾けた。そして何人かの大人の方たちに「バッハが得意ね」と時々言われてしまったこともあって、いやそれが実際に上手だったのかはさておき、でもバッハが好きなことは確かで、だからその頃に「好きな作曲家は?」と訊かれれば反射的にバッハと答えることに"決めてしま"った。その答えは今に至るまで変わっていないし、実際それは、心からの本心だった。まだその時は、バッハが実際はチェンバロやオルガン、クラヴィコードの為に作曲した、ということはほとんど意識せず、ただ漠然と、なんとなくピアノでイイカンジに楽しく弾いていただけなのだが…でもそれはそれで、純真でよかった、とも思う。

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インヴェンション配信に寄せて:バッハ演奏に対する僕の基本的スタンス(※専門的内容を多く含みます)

務川慧悟

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あざす(ありがとうございます の略)
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ピア二ストの務川慧悟です。
コメント (1)
出来ればFLACで配信して欲しかったですね。可逆圧縮なので・・・
とても良い演奏です💘💘💘💘BWV777は以前の演奏との違いで進化の度合いが分かります。あの当時はまだ音の方向性をマスターして間もない頃だったの比べると雲泥の差!!シフの演奏に極めて近い安心感を聴き取れます。発音(表現という意味でのArticulation)は明確で特に772や773といった最初の方がよりチェンバロなどの古楽器の色が強く感じられました💘💘意識して統一感を出しているArticulationも好感を持ちます💘💘
クラヴィコード・・・以前行ったミラノのスフォルツァ城に何台も在りました。海外の楽器博物館は楽器をただの工芸品として置いてあって朽ちるに果てるままでとても悲しかった・・・それに比べて浜松楽器博物館は動態保存で楽器が生きているのは日本人として誇りです。あそこにもクラヴィコードは何台も置いてありますね。
日曜日のデュオとラモー、次の配信もとても期待してます!!!
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