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コロナとメディア



今回はトレーニングに関することではなく、今のコロナウイルスに関することを書いてみた。

連日コロナに関するニュース報道が後を絶たない。様々な番組でコロナに関する情報が多様な角度から報道されている。今ではどのチャンネルをつけてもCM以外はほとんどコロナに関する報道である。


皆さんはコロナに関する情報が溢れている現在、全てその情報を鵜呑みにするだけではなく、自分で取捨選択しなければならない。というのもどれが本当に正しい情報かわからないからだ。

ではなぜ正しくもないような情報が流れうるのかというと、その問題はテレビ局にある。テレビ局はとりあえず視聴率が欲しい。視聴率を確保してこそなんぼであるし、それが企業の利益につながる。そのためどんな手を使ってでも視聴率を確保しようとする。そのため事実捏造・ヤラセ番組などが横行する。

テレビ局も立派な利益を追求する企業だ。一番大事なのはやはりお金だし、企業理念を実現するのにもやはりお金が最も重要である。無償ボランティア団体のように優しい集団ではないのだ。

だから今話題のコロナウイルスを執拗に取り扱う。コロナに関することを報道しとけばとりあえず視聴率が稼げるからだ。しかし、どこの局もコロナに関するニュースを報道している。だからここで何かしらの差別化を図らなければならない。その結果、人々の恐怖心や好奇心を最も起こしやすいような内容に事実を捏造する可能性があるのだ。


目に見えないという恐怖


コロナウイルスは視力がナルトの日向一族ぐらいないと目に見えない。つまり我々普通の人間はもちろん目に見えない。目に見えない恐怖ほど怖いものはない。実際東日本大震災の時も原子力発電所の爆発によって、放射能が漏れたかもしれないというニュースは人々を恐怖に陥れたし、世界の人々も、日本全てが放射能まみれではないかと数年経過した後でも懸念したほどである。

元来人は目に見えない恐怖に対して、もっとも恐れてきた生き物だ。そのため、目に見えないものを、神といった科学では捉えられないものとして崇拝してきた歴史があるし、その付加物としての宗教がある。崇拝や宗教が何千年続いてきた事実から考えてみると、人は目に見えない事象に対して恐怖などの底知れない感情を抱く生き物だということがわかる。


メディアは、人が本来有している恐怖心を過剰に引き立て、恐怖心をさらに煽る。そうすれば視聴率が取れるのだ。実際いいニュースよりも、殺人や芸能人のコンプラなど悪いニュースの方が人々の注目を集めやすい。メディアはコロナという目に見えない恐怖を過剰に報道し、視聴率を稼ごうとしている。だからこそ情報の取捨選択能力が必要なのだ。

もちろん全てのテレビ局が事実を捏造しているとは限らないが、その可能性は非常に高いだろう。こんな危機的状況でもmake money をしようとするそれが企業なのだ。

そんなこと言うとテレビをみたらダメなのかと言う話になるかも知れないが、私が言っているのは、情報の取捨選択を自分で行うことだ。


ちなみにこの知識は『FACTFULLNESS』という本から学んだものだ。この本はコロナウイルスが蔓延しているこの時代だからこそ読んで欲しい一冊だ。ぜひAmazonのKindleで購入して読んでいただきたい。


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