夜の海に漕ぎ出す・・・心象風景のエチュード
俺は船乗りのmogiek。"モジック"って呼んでくれ。
荷物を運ぶしがない船乗りだ。
もうこの仕事を始めて30年になる。
いい加減に飽きているんだが、俺にできる他の仕事はないから
仕方がない。
どんな荷物を運ぶのか、って?
それはなんでも屋さ。やばいものを運んだ事もあるし
なんだかわからないものを運ばされて
海に出たら荷物の中から美しいお嬢さんが出てきて
びっくりした事もあるぜ。
どうも、どこからか逃げ出したみたいだった。
あっ、それから二人は・・・なんて
ロマンスは生まれ