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分かりやすく説明する10/12~明確な話し方をする

電話応対では、視覚情報が使えません。したがって、資料を指し示しながら説明するということができません。互いに手元に同じ資料があり、それを見ながら説明するという状況もあり得ますが、それとて本当にこちらが思っている箇所を見ているという保証はありません。
そんな電話応対で人に説明するときに必要なスキルをご案内していきます。

曖昧な話し方とは

曖昧な話し方とは、「多分、〇〇だと思う」とか「およそ〇〇くらい」などと案内することです。
電話応対だろうと、対面接客だろうと、このような話し方は好ましくないものです。「ん?なんで自社製品の値段が曖昧なんだ??」と入電者の頭の中に疑問符が浮かぶことになってしまいます。

憶測ならちゃんと調べて、曖昧なら確認してから案内しなければいけません。

でも、本当にそこまで正確な情報を客は求めているのでしょうか。
もし、それが分からないなら、相手に尋ねてみるのが一番です。

「1000円くらいだったかと思うのですが、正確な金額を調べてまいりましょうか。」と聞けば、「じゃ、確認してきてください」という人が多いかもしれませんが、何割かは「そこまでしなくていい。それぐらいということが分かれば十分だ」と言ってくれる人もいます。

ただし、間違っても面倒くさそうなニュアンスが伝わるようなことのないようにお願いします。

また、他社の動向や刻々と変わる数値など、曖昧にしか言えない情報もあると思います。
そのような情報については、なぜ曖昧にしか言えないかを明確に説明しましょう。


<休憩コーナー>

ミニチュア・クリエーター 工房てるとさんより頂戴した花器に
花を生けて、その場で撮影してみました。
ミニチュア花器なので、外に持っていけるのもいいところですね。

分かってもらいたいのは、こちら側。聞き手が分からないなら、伝わるためにできることは全部やる。
コツはそれだけです。

参考になったでしょうか。
それではまた。


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世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。