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分かりやすく説明する3/12~相手に速度を合わせる

電話応対では、視覚情報が使えません。したがって、資料を指し示しながら説明するということができません。互いに手元に同じ資料があり、それを見ながら説明するという状況もあり得ますが、それとて本当にこちらが思っている箇所を見ているという保証はありません。
そんな電話応対で人に説明するときに必要なスキルをご案内していきます。

相手に速度を合わせる

動画には速度調整機能があります。0.75倍の速度にすることもできれば、倍速も可能です。使ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。

わざわざ設定変更をしてまで速度を変えるのは、そのほうが聞きやすいからです。であれば、案内する側の話す速度は、相手にとって聞きやすい速さに調整してあげないといけません。

相手の話す速さに合わせる

基本は、相手の話す速さに合わせます。それがもっとも相手にとって心地いい速度だからです。
もし、急いでいて早口なのなら、こちらも少し早口にして急いであげましょう。

緩急をつける

大事なところはゆっくり話し、そうでもないところは少し早めるなど緩急をつけましょう。
ずっと同じスピードでは、お経を聞いているようで集中力が維持できません。

お年寄りにはゆっくり

ただしお年寄りの場合は、緩急をつけると変化についていけなくなってしまいますので、一定の速度でゆっくりと話してあげてください。


<休憩コーナー>

これは、なんの花でしょうか。ミニチュア・クリエーター 工房てるとさんより頂戴した花器に
挿してみたら、力の抜け具合と艶やかな色合いでなんだか妙齢の美女のように見えました。

分かってもらいたいのは、こちら。聞き手が分からないなら、伝わるようにできることは全部やる。
コツはそれだけです。

参考になったでしょうか。
それではまた。


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世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。