見出し画像

トークスキルの向上とダイエットが似ているかもしれないという話

kojuro先輩がダイエットに取り組んでいる。

先輩は、一見順調に体重が落ちているようには見えても体質を変えなければリバウンドの恐れがあり今が危険ゾーンであるとお考えのようだが、私の増え続ける体重を見るにつけ、いつ先輩の体重を超えてしまうだろうかという危険をひしひしと感じている。

さて、そんなダイエットとトークスキルの向上は似ているかもしれないと、ふと思った。
それは、以下の2点である。

①長年培われてきた習慣を変えなければならず、多くの人が必要性は感じるものの、実行は非常に難しい

②成果を上げるためには、長い時間が必要であるだけでなく、維持するためにも努力をし続けなければならない

そして、だから対策も似ている。
4点にまとめてみた。

1)目標を立て、進捗を記録する
ダイエットなら体重を、トークなら各要素ごとに点数化したものを定期的に評価し、見える化する。

2)専門家を利用する
先輩は有料のダイエットアプリを使ってダイエットに取り組んでいる。
トークも、素人目にはかわいらしくて良い話し方だと思えても、会社にしてみたらブランドイメージを損ねる話し方だったりもする。早口を直すにも、ゆっくりしゃべろうとするよりも語尾を意識したほうが結果として早口を抑えられることもある。我流で直そうとせず、どこから直すのがよいか、指導を受けたほうが効率的に改善できる。

3)地道に続ける
やみくも頑張っても成果は出ない。ダイエットなら体を壊してしまうかもしれない。少しずつ、少しずつ、倦まずたゆまず続けていく。
途中でビールを飲んでしまってもダイエットを諦めてはいけないように、口癖が出てしまっても諦めず、次にまた頑張る。

4)周囲の応援
一人で続けていると、「これぐらいいいや」「明日からでいいや」「ちょっとだけならいいや」という気持ちがムクムクと湧いてくる。ダイエットをする、またはトークスキルを向上すると宣言をし、周囲の視線を応援として活用したほうが成功しやすい。
これは、単なる応援ではなく、ともに取り組む競争相手がいればもっと有効だろう。先輩も、ご子息と共に取り組めば効果に加速がかかるのではないだろうか。

それでは、また。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。