〜データで振り返る今季のリーガ〜 【個人編】Part2
はじめに
こんにちは。データを使ったラ・リーガ分析Part2です。と言ってもこれは分析というよりは、メインとなるPart1で得られた様々なランキングだったり(リーガを大まかに捉えるためのものなので厳密性はさほど重視していません)、その他の基本的なスタッツやチーム成績など、あらゆるデータを元に総合的に判断し、筆者の独断と偏見で今季のリーガのベスト50、ベストイレブン、ベストプレイヤーを決めるという記事です。印象や主観は極力排除し、あくまで数字をベースに、客観的に決めようと思います。Part1をまだ読んでいないという方はぜひ、まずはこちらからご覧ください。
(こちらの記事、データの算出から記事を書き上げるまでかなり時間がかかったのですが、その分多くの人に読んで頂くことができ、最近こういった記事を書き始めている身としては非常に嬉しかったです。笑 これからもっとコンテンツ力の高いものを発信していけるように頑張りますので、今後とも宜しくお願い致します。
我らが東大ア式蹴球部山口遼監督がライターを務めるfootballistaさんの本を爆買いしました。まだまだド素人なので、夏休みに勉強します。笑
ついでにモドリッチの自伝も。)
ベスト50
少し話が逸れましたが、本題に入ります。今回は、某人気サッカー雑誌や先日他のレビューを書かれている方々が行っていた企画に倣って、まずはリーガのベスト50を選出しました。上でも述べたようにあらゆるデータを元に総合的に判断しています。
GK(5)
レーティングが他のGKを引き離して高かったクルトワ、アイトールに加え、クルトワに次ぐ失点率を誇ったオブラク、ウナイ・シモンを選出。そして残り一枠には、カウンターに晒される状況が多かった今季のバルサでセービングはさることながらプレス回避にも大きく貢献をしたテア・シュテーゲンを選出。アセンホと最後まで悩みました。
CB(6)
今季最小失点マドリーのヴァランとラモスのコンビ、フル稼働し最多のパスを通したピケ、堅守ビルバオの要として様々な守備のスタッツで高い数値を記録したイェライ、クリア数やチームの失点の少なさからその貢献度がわかるフェリペ、ジエゴ・カルロスを選出。
SB(7)
RSBは、マドリーの右サイドをほとんど一人でカバーし続けたカルバハルやスペインに見事に適応してみせたトリッピアー、全試合出場を果たし堅実な守備と多くのクロスからチャンスを生んだヘスス・ナバスを選出。LSBは、チーム成績は中位ながらも目覚ましいスタッツを残したユーリ・ベルチチェとエストゥピニャン、高いレーティングを記録したレギロン、ロベルト・カルロスを彷彿とさせる力強いドリブル突破で攻撃面でも目を見張る成績を残したメンディを選出。
DMF(ディフェンシブMF)(6)
世界最高のDMFに上り詰めたカゼミーロ、アトレティコで必要不可欠な選手となったトーマス、セティエン監督が就任しより重要度が増したブスケツ、3強に続く成績を残したチームからザンボとフェルナンド、タックル数、インターセプト数、レーティング等高かったアンヘル・エレーラを選出。
CMF(セントラルMF)(8)
守備面のスタッツで他を凌駕し総合8位のレーティングだったサウールの他3強からはクロース、コケを選出。サウール以上の総合6位のレーティングを記録するほどの大活躍を見せたメリーノは当然として、ファンタジスタとして躍動したラフィーニャ、エベル・バネガ、カンパーニャ、高いパス性能でバレンシアを操ったパレホを選出。8ゴールでシュート決定率が高かったビダルを入れるかどうかはかなり悩みました。
SH/WG(サイドアタッカー)(6)
唯一3強から一人も選出しなかったサイドアタッカー枠です。少し寂しいですね。そうした事情もあって残留争いの中一人で得点を量産したアスパス、パス、ドリブル等高いテクニックを披露し続けたカナーレスはこの枠で選出しました。同じくリーガ屈指のファンタジスタであったオレジャーナ、アシストランキング2位のオヤルサバルと4位タイのロベルト・トーレス、そして14ゴールと爆発のオカンポスを選出。
OMF(オフェンシブMF)/ST(セカンドトップ)(7)
全てのプレイヤーを凌駕する圧倒的スタッツを記録したメッシの他、上位チームからはカソルラ、ウーデゴールは誰もが納得の選出でしょうか。中位以下からは多くのランキングでメッシに次ぐ2位につけたフェキル、15得点のラウール・ガルシア、高いシュート決定率を誇ったカルロス・フェルナンデス、結果的に降格してしまったものの強烈なFKなど孤軍奮闘し高いレーティングを記録したオスカル・ロドリゲスを選出。この枠でもサイドアタッカー枠でも久保は選出せず。迷いました。来季さらなる成長を見たいですね。
CF(5)
マドリーのエースとしてキャリアハイの活躍を見せたベンゼマ、スペイン人最多得点選手賞(サラ賞)受賞のジェラール・モレノ、怪我で離脱しつつも16得点のスアレス、降格することになるマジョルカで2桁得点のブディミール、レーティング総合9位のホセルを選出。
ベスト50所属クラブ割合
ベスト50に選出した選手の所属クラブごとの人数比を円グラフにしてみました。ユニフォームカラーに寄せようとしたら悲惨な色合いになりました。
ベストイレブン
このベスト50の中から、今季のベストイレブンを決めました。悩みに悩み抜きましたが、その過程を全部書くと尋常じゃない量になってしまうことに気づいたので、敢えて書かないことにします。皆さんこれを見てどう思われますか?良かったらリプや引用RTなどで感想だったり共感・反論だったり反応して頂けると嬉しいです。笑
ベストプレイヤー
満場一致です。おしまい。
次回は【個人編】が終了したということで【クラブ編】?もっと範囲を広げ他国のリーグを分析してみる?とどのような記事を書くかは未定ですが、ぜひまたお読み頂きたいなと思います。良かったらフォロー等よろしくお願い致します。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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