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目的と目標を持て

『自分はなにをしたらいいんだろうか・・・』そんな風に悩んだりした経験は少なからずみなさんあると思います。

結果から申し上げましてそれは環境のせいでも誰かのせいでもなく全て自分次第ということです。

目的と目標設定がマスト

スライド11僕たちのような技術者の多くは、早い方で高校卒業と同時に専門学校に入学して、整骨院やマッサージ屋さん、整体院などで下積みをしながら学校に通う方が多いわけです。

そうして少しずつ業界のいち施術者・技術者としての道を歩んでいくわけですが、いわゆる社会経験が少ない中で業界という小さな世界だけで生きていくのでついつい「技術力」にフォーカスしすぎて過ごしてしまいがちな方が多くなっていきます。

するとどうなるか。。。。

最初は目の前の事に精一杯で迷いなく過ごしていくのですが、少し経験を積んできたある日突然気づいてしまう瞬間がきます。

「自分はなにがしたいのか」

この気づきは個人的には早くみなさんに訪れて欲しいとは思っています。

なぜならば、技術にばかり固執している人がまだまだ多く、時代がオンライン化に移行している現代においてこの固執した考えは時代の変化に対応しきれないパターンが多いからです。

テーマにもあるように『目的や目標を明確に持つ』ことができれば自分を見失ったりコロナにような日々の生活を大きく制限させるような出来事が起きてもブレることなく進めるというわけです。

ではどのように目的や目標を決めていくのか。例題を上げて解説します。

サッカーワールドカップ女子日本代表を例にします。

「私たちはこの大会で優勝することを目指します。優勝する事で子供たちに夢や勇気、希望を与えたいと思っています。」

言葉はやや違いますが、このように言っていました。

この文章を砕いていくと

目的は「子供たちに夢や勇気、希望を与えること」

目標は「大会で優勝すること」

になります。

目的と目標の関係図は「目的がまず存在しそれを果たすために目標がある」という考え方になります。

そこで僕たちの業界の方でよく聞く「地域の方に貢献する」という事ですが、これを仮に御社の目標とします。この時、目的が定まっていないと貢献活動をして会社や自分は何を得たいのか?が不透明なので、地域の方に貢献することでどんな成果を生み出したのかを目的に設定すると関係図が完成します。

逆に、「地域の方に貢献する」事が目的にされる場合、その目的を果たすために何をいつまでにどれくらいするのか?という指標になる目標項目をだしていくと関係図が明確になります。

ポイントは、目的も目標も20文字〜30文字以内の文章にすることです。長々とした文章になるとその中に複数の想いが入ってどれにフォーカスするべきかが分からなくなります。

WILL CAN MUSTを区別して項目作りをする

よくビジネスの世界では「WILL・CAN・MUST」をしっかり決めなさいと言いますが、これはまさしくその通りです。

WILL:やりたいこと

CAN:できること

MUST:やるべきこと

この3要素を区別して書き出すと目的や目標に対する行動のパワーが増してきますので非常におすすめです。

何事にも目的意識と目標意識をもっていると、たとえ世の中の状況が変わっても柔軟に自分の行動・アクションをシフトでき迷わず対応できる人材になれますし、これからの世の中はそういった人材が求められています。

もしまだ目的や目標が定まっていない方は今一度考えてみて、いざ取り組みながらブラッシュアップさせてみてください。

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