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アメリカ田舎医療の改善点ありすぎ

昨日は木曜日、意外と忙しかった。回診の依頼などいつもより多めな感じでした。自分は昔から、非日常な物事に直面したときに自分の・自分たちの本当の力、能力というものが問われる!という事を信じ、毎日を真剣に生きている、生きてきたつもりです。自分が高校生の時、三年間担任だった先生に言われ続けて、体に染みついたのではないかと思います。ありがとうございます。杉先生。この記事を読んでいる方も、色々と教わった恩師なるものが心に思い浮かんだのではないかと思います。

ところで、今日私が記事にしたいことは昨日実際あったことです。私は嘘をつくことが大嫌いですので、事実をすらすらと書いていきます。

1.少し病状の悪い患者さんが入院してきました。その患者さんの対応を潤滑に進めるため、ケアプランとオーダーを入れました。しっかり事細かに容態を観察しないといけないためにちゃんとオーダーでも書いて、口頭でもしっかりやり取りしました。あくる日、いくつかは実行されていましたが、完璧ではない。この感覚が20年もアメリカにいますが、このことをなあなあにして、見過ごす医療関係、看護婦、看護師。これが私の田舎の病院の実態。都会の病院では大問題になります!本当に悲しくなりました。初歩的は4時間ごとにバイタルサインを測定するということでさえ、コンピューターに入力されていない。今の病院では、看護婦の助手なる人がこの入力を担当しているのですが、実際、なぜ入力がないのかと尋ねると、忘れた?私はこのPROFESSIONAL感のあまりの無さに悲しくまた怒りがメラメラ。患者さんの面倒を見るという事をなんだと思っているのか理解ができないレベル。

2.NG tube・鼻から入れる管を使いお腹の膨れなどをsuctionしてお腹の痛みや、膨れを緩和する初歩的な治療法があります。私がここで医療を始めてかれこれ1年たち、今までに色々と注意、教育してきたつもり。今日もまた一年前と同じ間違いを見つけ、かなり落胆しました。

私は1週間に一度CEOと直接あって改善点を話し合っています。それなのにまだまだ改善しないといけない点が山盛りです。かれこれ一年もこの話し合いを続けています。

急に忙しかった昨日、間違いなく看護婦、看護師の対応はアタフタしていました。非日常な物事に直面したときに自分の・自分たちの本当の力、能力というものが問われる!まだまだな私たち、改善点しか見えませんでした。

愚痴みたいな記事になりましたがすいません。私はただただこの町の医療のLEVELが向上することだけを願っています。自分ができることを精一杯頑張っているところです。応援よろしくお願いします。

ふううううう。今日は金曜日、それでは回診に行ってきます。

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