汪楠さんのインタビューを見て感じた事。

久しぶりの投稿になります。一つの話には裏の顔がある。痛感した瞬間が今週はありました。”軌跡の向こう側”というYouTubeチャンネルで怒羅権/ドラゴンの元創立者のインタビューを観てみて感じた事を述べさせて頂きます。

辛い少年時代から赤裸々に語っているリアルなインタビューでした。話ができる範囲でのインタビューでしたが沢山,誤解も経験してきた人生だなぁ,辛かっただろうなぁと心から思いました。負けず嫌いで,弱い物を助ける正義感素晴らしいと思いました。沢山悪い事もしてきただろうし,裏社会のことしか知らない人生,そんな中でも這い上がってきて,そして今では,今までの罪償いを反省する上で,沢山の相談役や受刑者に送る本活動素晴らしいと思いました。

罪を犯さないに越したことはありません。罪を犯した人を肯定しているわけでもありません。ただ,1人の人間として恵まれない環境に生まれて,ろくに食事もままならない小学生生活。生きるために仕方がなかった。

千円でできる限りのパンのミミを買って友達と生き延びた。純日本人でないために受けてきた非公平な判断を下す現在の社会。このような悪い環境がこのような組織を作りだしたのだと思わざるを得ないように私は受け止めました。汪さんに対して悪い印象を最初は持っていましたが,切実に話をされている姿をみて,死にもの狂いで頑張ってきたとはこのような事だなぁと思いました。

自分を含め,私達日本人は自分達がどれだけ恵まれているか忘れがち。色んな事に理由,言い訳をつけて諦める。私達が常日頃感じている日常が彼ら達にとっては非日常。これは日本での話ですが,世界ではそのような人間がたくいるのかと思うとやるせない気持ちで一杯になります。インタビューは1時間でしたが質のある1時間が過ごせました。

表と裏の話をしっかり理解して物事を判断する大切さ。つくづく感じた日曜日でした。

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