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成長は、経験と努力の質量で決まる。

こんにちは、OGSコンサルティングの深石です。

今日で2024年の半分が経過しました。昨年の9月に分社化してから、特に時間が過ぎるのが早くなりましたが、2024年も様々な挑戦を実行してきました。皆さんはこの6ヶ月間、どのくらい挑戦をされてきたでしょうか?

「あの時、もっとこうしておけば良かった。」
「まだまだ改善できる余地はあったかもしれない。」
「もっと早くから着手していれば間に合ったのに。」

などといった、いわゆる「後悔」の念を持つのではなく、

「もうこれ以上は無理。」
「ここまでやったなら、何も後悔はない。」
「出来うる策はすべて実行し尽くした。」

といった「完遂」の念を持っている状態が望ましいですよね。明日から2024年の後半戦がスタートしますが、1日1日を大切に、圧倒的成長を体現していきましょう。

1.成長は、経験と努力の質量で決まる。

では、その成長の度合い(角度やスピード)は何によって決まるか、ということになるわけですが、経験と努力の2要素によって決まると考えています。経験というのは、大小様々な「挑戦」をどれだけしてるか(量的側面)、と同義かもしれません。例えば、朝の挨拶も「機会」ですし、朝礼でのスピーチも「機会」です。決して、何か大きなイベントだけが「機会」ではなく、日頃の何気ない一つ一つのコトが全て「機会」になると思います。また、その一つ一つのコト(経験や挑戦)に対して、どれだけ自分を追い込んで努力したか、どれだけコミットできたか、がその経験値に奥行きや深さ(質的側面)を与えるのではないかと僕は思います。

※数式で表すならこんなイメージです。

成長の方程式(by深石 圭)

※それをグラフ化するとこんな感じです。

私が捉えてるイメージはこんな感じなのですが、なんとなくでもイメージが伝われば嬉しい限りです。やはり、大前提として、どれだけ「経験」を積めるかが成長を決める基軸になると思います。それは、量という側面においても、質という側面においてもです。

では、経験(の量や質)は何によって決まるのか、ということになるのですが、それは環境と機会の2要素によって決まると考えています。環境というのは、会社組織の価値観に共感して集まった人財が創り出す組織文化だったり、どんな基準で事業や組織を運営しているかという仕組みや制度になります。そして、どんな環境に身を置くかによって、得られる機会や巡ってくる機会も変わってきます。

※数式はこんな感じ。

経験の方程式(by深石 圭)

※同じく、グラフにするとこうですね。

ということで、やはり大前提となる基軸は「機会」であり、どれだけ機会を掴めるか、そして、創り出せるか、という部分が経験の質や量を決めると僕は思います。

2.自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ。

これは、リクルートの創業者である江副浩正氏の言葉です。

この言葉、何度見ても本当に本質を突いた言葉だなと思います。リクルート社では、「文化とは口癖である」とも言われていますが、リクルート社で口癖となっている言葉はどれをとっても「言葉の力」を感じますし、その言葉を見る度に勇気やパワーがみなぎってくるため、私自身すごく好きです。ちなみに、リクルート社や江副氏に纏わる書籍やネットの記事はとてもたくさんありますので、ぜひ読んでみてください。特に、下記の書籍はとてもオススメです。

そして、話を戻しますが、この「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ。」という概念は、個人においても、組織においても、成長を見出だせるか否かを決めるかなりクリティカルな要素です。

上記にも書いた通り、そもそもどの環境に所属するかによって、与えられる裁量や得られる機会は異なりますが、いくら機会が多く得られる環境に身を置いていたとしても、自らその機会を掴み取りにいく主体性だったり前のめりな姿勢がなければ、掴み取れるものも取れません。また、機会は与えられるばかりではなく、自ら「創り出す」ものでもあります。

これは、社内においてもそうですし、社外(対顧客)においてもそうです。待っているだけでは、相手の心は動きません。誠実かつ真摯に意図して企てて、それを仕込み、仕掛けるんです。
(悪い意味での心象操作や情報操作という意味ではないです)

また、巡ってきたチャンス(機会)に対しては、それが例え身の丈に合わなく感じたり、全うできるか不安に感じたりしたとしても、足踏みしたり悩んだりしてる時間がもったいない。目の前にチャンスが来てるのだから、それを全う出来るか否かは、後で考えたら良い。そう、決断が先。プロセスが後。まさに「Say YES, Think HOW.」の精神です。

3.DFL&ATIで自ら機会を掴め!

とても光栄なことですが、過去、多くのクライアント企業様からリピート受注をいただいてきました。その際、「〇〇の役職を対象に、□□のテーマで、△△をポイントで伝えてもらいつつ、●●時間で研修をして欲しいんですが、深石さん対応可能ですか?」というご相談をいただくことが多くあります。

私は基本的に「Say YES, Think HOW.」の精神で臨んでいるため、どうしても実現不可能なことや、これは自分よりも他の人の方が顧客への価値提供が最大化すると思われることを除いて、かなり柔軟に対応をしています。

先方:「次期社長候補者向けの幹部合宿研修をしたいんだけどできる?」
深石:「(商材はないけど)できますよ。一旦、企画書を出しますね。」

というやり取りであったり、

先方:「幹部向けにドラッカーのマネジメントを軸にした研修したいんだけどできる?」
深石:「(商材はないけど)ドラッカーは私のバイブルですので、任せてください。」

というやり取りであったり。これらは日常茶飯事です。

上記のケースはともに受注時点で提供できる商材はなく、受注時点で価値提供が100%保証できるということはありません。会社の未来を担う幹部向け研修であれば、研修費用もかなり高額となるため、当然ながらクライアント企業の経営陣はかなり高い期待値を持たれているので、研修を請け負うプレッシャーはかなり大きいものになります。

しかし、そんな時に私を支えてきた考え方が、

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ。」

という言葉。

そして、結局のところ、こういった難易度の高い案件を請け負うことで誰が一番成長できるか?と言ったら、間違いなく私です。

なぜなら、

  • 目の前の機会(チャンス)を自ら掴み取りにいったから。

  • 価値提供するために圧倒的努力(知識×行動)をするから。

  • 顧客よりも顧客を知るための圧倒的当事者意識を持つから。

  • 難易度の高いOutputの経験値(質×量)を積めるから。

です。収益をいただき、価値提供もでき、圧倒的成長もできる。それもこれも、その機会を自ら掴み、貴重な経験を積めるからに尽きます。

明日から後半戦がスタートします。年初に掲げた目標も、私たちが目指す未来像を起点に考えたら、単なる「通過点」に過ぎません。

だからこそ、もっともっと視座を上げて、もっともっと視野を広げて事に当たっていきましょう!


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