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読書日記vol.5(第七官界彷徨)斉藤壮馬さんの選書センス

恋物語というのは難しい、、
私は恋というものから縁遠く生きてきました。
あんまり淡い絵柄の表紙の病気の女の子が出てくる悲恋とか寿命何年とかいう話はほーとは思えど、、ええな!とはなりにくい。しかしこれは良い。赤毛の縮毛の女の子が恋をしてるのか?してないのか?ぼんやりとした感情が日常の中に散りばめられていて読んで暑苦しくもなくていい。冬場にちょうどいい本だ。この本を買おうと思った理由は、河出文庫のフェアで声優の斉藤壮馬さんが選書していたからです。斉藤壮馬の選書センス好きだ、ボルヘスを知ったのも斉藤壮馬がきっかけだった。斉藤壮馬さん少し変わったお話が好きなのでしょうか。声に出して読みたいという基準で選ばれたそうですが、どこか癖の感じる選書でした。どれも面白そう、このフェアをきっかけに復刻になった本もあったそう。凄い影響。

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