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脳科学でメンタルを強くする! マインドフルネスを推進する『CYBER YOGA』

BrainMedia第24弾!
(脳科学のビジネス応用可能性をお届けするブレインテックメディア)

今回は、マインドフルネス領域で脳科学を活用したプログラムを提供するCyber Yogaを紹介します。

1.筑波大学発ベンチャーCyberYoga

CyberYogaは、筑波大学で運動と脳機能の研究に携わった辻代表が創業したベンチャー企業です。

辻良史社長は、イタリアのプロサッカーチームACミランの脳トレマインドルーム創設に携わった博士からの指導を受けるなど、メンタル強化法としてのヨガを研究していました。

CyberYogaでは、ヨガと脳科学を融合させながら、アスリート・エグゼクティブ・アーティストに対するメンタル強化指導を行っています。

2. 脳科学的アプローチでゾーン状態を目指す

単にヨガや深呼吸を取り入れても、確かにある程度のパフォーマンスの改善には役立つかもしれません。しかし、人間のモチベーションや集中力など、メンタルをコントロールしているのは脳や自律神経であり、それらを理解して科学的にアプローチをとることで、長期的で大きな変化を目指すことができます。

パフォーマンスが最も高いと言われている「ゾーン」状態は、12~15ヘルツの脳波が流れる状態であり、トレーニング次第ではこの幅の脳波にコントロールすることを目指すのはそれほど難しくないといいます。

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CyberYoga Webページ

3. マインドフルネスは心の腕立て伏せ

近年ではfMRIなど脳の測定技術が発達したことにより、科学的根拠に基づいて瞑想などマインドフルネスの効果が検証されるようになっています。しかもその効果は短期的なものではなく、定期的に瞑想を実践することで、脳の構造自体が変化することが検証されてきています。

筋肉を鍛えるがごとく脳を鍛えられることが分かり、マインドフルネスは心の腕立て伏せとも言われるようになりました。

腕立て伏せは、筋肉が増大したり、日に日に腕立ての回数を増やせたりして、目に見えてのその効果を実感できるのでモチベーションとなります。一方、脳のトレーニングをしても、その効果は実感しづらいです。

CyberYogaでは、脳の状態を可視化しフィードバックすることによって、楽しく脳をトレーニングするプログラムが開発されています!

4. 脳科学的にメンタルを鍛えるプログラムの提供

CyberYogaの主な事業は、メンタルトレーニングプログラムの提供です。

脳をトレーニングし、ゾーン状態を産み出しやすくするために、3つのステップに分かれたプログラムを提供したいます。

プログラムでまず最初に行うのはプロファイル。脳波をチェックして可視化し、今の自分の脳や自律神経の状態を可視化します。

次に、ニューロフィードバック。このステップでは、自分の脳波を測定しながらマインドフルネスを行い、集中力が増す脳波が増えている状態や、リラックスする脳波が増えている状態を確認します。

そして最後が、ピークパフォーマンス・プログラム。例えば、家の個室で脳波をうまくコントロールできるようになったとしても、その効果は少ないです。これをサッカーや陸上など出来る限り本番に近い状態でも再現できるようトレーニングを行っていきます。

脳科学を使ってメンタルトレーニングをするのは、当たり前の世の中になってくるかもしれませんね。

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参考・引用:



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