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マーケティングとは何か?なぜ必要か?

#毎日note #27日目

マーケティングとは? 厳密な定義ではありませんが、端的に一言で以下のようにまとめられるのではないでしょうか。

「顧客視点のビジネス手法」

そもそもマーケティングは、古い歴史を持つものではありません。日本では1990年代以降に注目されるようになったとのことです。

では、なぜマーケティングが注目されるようになったのでしょうか。

物で溢れる時代の顧客視点のマーケティング

マーケティングが必要になったのは、物が溢れてきたからです。企業がマーケティング志向になるまで、以下のような変遷を辿りました。

生産志向 → 製品志向 → 販売志向 → マーケティング志向

まず高度経済成長期において、企業は生産志向でした。

自動車、家電、あらゆる物が不足していた上に、作り手は限られていたので、とにかく生産すること、生産できることがそのまま利益につながりました。

その後、多くの企業で生産が可能になると、生産志向から製品志向へと変化しました。ただ作るのではなく、いかにその品質や性能をあげるかが大切になりました。

品質や性能でも差別化が難しくなると、いかに上手く売るか、宣伝するかという販売志向が重要になりました。

さらにそれでも差別化が図れなくなると、マーケティング志向が重要となりました。マーケティングとはすなわち、顧客視点で、どのような物が売れるのかを考えることです。この時はじめて、作った物・作れる物をどう売るかというプロダクトアウトの考え方から、売れるものをどう作るかという顧客視点でのマーケットインの考え方が重要視されるようになったといえます。


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