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EXIT戦略を考えるべき3つの理由

1.はじめに

サラリーマンと違い、オーナー社長には定年がありません。

ですから、何も対策を採らないと、働き続けられる限りいつまでも仕事を続けることになってしまいます。

それが当たり前と思っている経営者が多いと思いますが、そういう方にこそ、私は「EXITを考えてみませんか?」と申し上げたいです。

サラリーマンとオーナー社長を比べてみますと、

サラリーマンは65歳で定年を迎え、退職金をもらって年金生活に入る方が多いです。それなりに貯金さえあれば、お金に苦労することもなく、孫と過ごす時間を楽しむこともできると思います。

一方でオーナー社長で後継者へのバトンタッチが上手くいっていない方は、それなりに裕福な生活はできるかもしれませんが、せっかく稼いだお金を使う暇もなく働き続け、気づいたら自由に遊びに行けない歳になってしまうこともあります。働き続けられることは「幸せの1つ」と考えている経営者は多いですが、そのような方でも実は心のどこかでは誰かに会社を任せて自由な生活を手に入れたいと思っているのではないでしょうか?

また、残された家族や親族、従業員や取引先のことも考えてみて下さい。ある程度、大きくなった会社ほど、次の世代にバトンタッチし、会社を存続させることが創業社長の果たすべき最後の大仕事だと私は思います。

本コラムでは、中小企業のオーナー社長向けに、以下の点について解説します。

・そもそもExit戦略とは何か?

・中小企業のオーナー社長がExitを考えるべき3つの理由

・税負担に関するシミュレーション

・ベンチャー企業のExitの種類

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