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#006 求人広告運用の3つのポイント【導入】

◆はじめに


お疲れ様です!なべパパです。

梅雨本格化というニュースでしたが、それに反して夏真っ盛りの天気でした。夏バテしてバックオフィス業務が滞らないよう体調に気を付けてやっていましょう!

前回までに"求人広告に高額な掲載費をかけるな!"というお話をさせていただきました。

具体的な内容は記事に任せるとして、そのポイントは、

求職者はそれぞれ異なるタイミングで求人情報を探しているため、広告費を分散して長期間にわたって広告掲載することが有効である。
また、その上で求人広告の運用(効果測定と改善)していくことが大事である。

https://note.com/keieikobo/n/n51296a45f8dd#98f4c069-c927-4b2a-9f3a-55514c0cbbde

とまとめました。

「長く掲載する方が良いのはわかったけど、じゃあどう求人広告の運用していくの?」

ということが次の疑問ですよね?
今回の記事では、”求人広告運用の3つのポイント”をテーマに具体的な運用の考え方をまとめていきます。

◆求人広告運用とは?

まずは、"求人広告を運用する"とはどういうことか定義していきましょう。

"求人広告を運用する"とは、企業が求職者を対象にした広告を設計、配信、管理、分析する一連のプロセスを指します。
具体的には下記の通りです。

◆◆広告の設計

企業はまず、求職者に対してどのようなメッセージを伝えたいのか、どのような人材を求めているのかを明確にします。
これに基づいて、広告のコンテンツ(テキスト、画像、ビデオなど)とフォーマット(バナー広告、SNS広告、求人サイトのリストなど)を設計します。

◆◆広告の配信

広告を配信するプラットフォームを選択します。
これは企業のターゲットとする求職者の属性(年齢、性別、職歴、興味など)によります。
広告は、求人サイト、SNS、検索エンジンなど、さまざまなプラットフォームで配信できます。

実際にはターゲットに対して適切なプラットフォームを同時に選ぶ場合が多いです

◆◆広告の管理

広告が配信された後、企業は広告のパフォーマンスを継続的にモニタリングします。
これには、広告の表示回数(インプレッション)、クリック数(クリックス)、応募数(コンバージョン)などの指標をモニタリングすることが一般的です。

◆◆広告の分析と最適化

広告のパフォーマンスデータを分析し、広告の効果を評価します。
これに基づいて、広告の内容、配信戦略、ターゲティングなどを調整・改善し、広告の効果を最大化します。

簡単に言うと、「原稿を作る⇒掲載する⇒指標を追う⇒改善策を考える」ということです。
これらのステップを継続的に行っていくことを、"求人広告を運用する"と定義することができます。

◆運用の考え方

"求人広告を運用"をするにあたって、基本となる考え方について整理してみます。※詳細は次回ひとつずつ整理してみようと思います。

◆◆ポイント①:5W1H(原稿作成・掲載)

長期的(WHEN)に、バイトルやタウンワーク(WHERE)で掲載した方が良いことは前回の記事の通りです。

したがって、今回は、誰(WHO)に向かって何(WHAT)をアピールした原稿を作るのか?相手にとってなぜ(WHY)それがメリットなのか?を考えましょう。

ただ、条件や福利厚生を並べるだけでは魅力ある原稿になりづらいです。

自社で欲しい人材をイメージして、文字化してみましょう。

◆◆ポイント②:ファネル分析(指標モニタリング)

使用するサイトやサービスにもよりますが、アクション数、PVやCVRについて定期的(1週間ごと)に指標をまとめていきましょう。

簡単にですが、各指標については以下の通りです。

・アクション数…応募数や採用数、電話数など実際に採用活動が行われた数

・PV(ページビュー)数…サイトが閲覧された数(サイトによって累計PVだったり、IMPだったり、そこは要確認です)

・CVR(コンバージョン)…次のステップに進んだ人の割合(サイトが複数段あると、CVR1・CVR2と別れたり、ACRだったりします)

これらの数値が過去より上がったのか、下がったのか。
サイトを検索して応募ボタンを押すまでにどこで離脱しているのかを把握することが大事です。
※併せて、いつどんな原稿修正を加えたのかも整理しておくと、数値の変化と改善の打ち手の関連性が分かりやすくなります。

◆◆ポイント③:サイト導線(改善案)

どこで離脱しているのか把握できたら、実際のその部分の原稿を変更しましょう!
下記のことを考えながら、検索を進めていくと改善策のヒントが得られます。

・求職者はどの媒体から見ているのか?

・主に見られている媒体において、どの検索口から検索されているのか?

・自社はどう検索された時に検索一覧に露出するのか?

・検索一覧に露出した際に、そこに出てくる写真は?文字はどんなことが記載されている?

・検索一覧から店舗ページに入ったときに、どこに注目がいく?どんな内容が表現されている?

・良いと思った時に応募ボタンなどがすぐ押せるか?心理的なハードルはないか?

・応募後、面接で対面するまでどんなプロセスがあるか?

・その間に求職者にどんな心情の変化がありそうか? などなど。

ポイント①の5W1Hで定めたWHOをイメージしながら原稿改善案を作成していくことになります。

次回以降は、各ポイントについて更に深堀して情報を整理していきたいと思います。
今日の記事も、バックオフィス業務で奮闘する"貴方"の実務に、役立つ「リアル」で「すぐ使える」情報であると嬉しいです!

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