【ソーシャルシンポジウム2023持続可能な未来をつくる企業の在り方とは〜生きるに値する社会への挑戦〜】
経営実践研究会のソーシャルシンポジウムに参加してきました。場所は梅田のスカイビルで開催されました。
山口周さんの基調講演、先進7カ国のGDP は1960年代から全く成長していない下降状況で、今までの資本主義だけでは解決できない現状を思い知りました。
従来のマーケティング手法ではなく、ありたい姿を企業が創っていく事が大切であり、社会的に意味のある商品やサービスを生まなければならない事に気付かされました。
また、宮田運輸の宮田博文社長の基調講演では、こどもの絵でラッピングした、こどもミュージアムトラックの取り組みで、乗る人も、見る人も、心が優しくなる取り組み事例を学びました。
サーキュラーエコノミーについても学びが深く、社会課題とは、ヒト・モノ・カネが循環いていないから発生するのであって、循環社会を生むために、利益を追求するのではなく、全てを域内循環させること、利益をどのように使うかが、真に価値のあることだと気づきました。
どれくらい稼ぐのではなく、稼いだ利益をどのように使うのか、そのための経営計画であり、それが持続可能な未来を創る企業の在り方なんだと感じました。
何を残したいのか、何を無くしたいのか、ビジョンを企業がつくり、仕方がないと問題を受け入れて諦めるのではなく、社会問題は企業が解決するものだと認識して、取り組んで行きます。
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