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ロシアといえば。。。

 ロシアといえば、「寒い」「広い」「ウォッカ」「クマ」「バラライカ」。。。留学するときに、「おそロシアは何があるかわからないから気をつけてね!」と何回言われたかわかりません。でも、案外みんな優しくていいところだよっていうことを今日は紹介したいと思います。

1. 親日国
 ある統計によると、ロシアはアメリカと並ぶ世界第3位の親日国なんです。町のあらゆるところで「ロシアは親日国である」ということを感じることができます。

 まず、日本食。「日本人だ」と言った瞬間に高確率で「寿司握れる?」と聞かれます。町の中心部に限らず、どれだけ駅から離れたところでも日本食のお店を見ることができます。しかし、これは必ずしも日本食とは言えないカルフォルニアロールや怪しげな味噌汁が並んでいます。

次に、メイドインジャパン製品。日本でドイツ製自動車が高級だとされているのと同じように、ロシアでは日本車が権威ある車だとされています。町の中心にあるショッピングモールでは、ユニクロがオープンし、少し高めの高品質ブランドとして人気を集めています。電気製品も人気で、日本製品を持っていることがステータスになっているようです。

その一方で、多くのロシア人が知っている日本語の単語をあげるとすれば「芸者、忍者、ハラキリ、桜、ヤクザ」などなど。映画やアニメから情報を得ている人が多く、日本のことが好きだけどよく知らないという人がたくさんいます。

2. 人との繋がりを大切にする

 ロシア人は「笑わない」とよく言われますが、一度友達になれば冗談や皮肉のオンパレード。バカみたいなことも仲間内では全力でやってくれます。寒い時も辛い時もお互いに支え合って、楽しく生きよう、そう考えているみたいです。

ロシア人は人との関係を計算する人が少なく、どんな背景を持った人でも好きなら好き、嫌いなら関わらない、と態度がはっきりしています。天気のいい日はのんびり散歩をしたり、ピクニックをしたりして自然を満喫し、寒い冬や雨の日は仲の良い子を家に招いて心ゆくまで話したり、映画を見たり。

まるで家族のように相談事もとても親身になって聞いてくれます。家族や仲の良い友達と離れて暮らしている中で、そういったロシア人の存在に私はいつも助けられています。

3. 性格

 ロシアは世界有数の多民族国家で、国外から出稼ぎや勉強に来る人もいれば、ロシア国内の共和国で○○系ロシア人として生まれ育つ人もいます。そんな影響もあってか、自分がロシア人だということや、考え方を人に押し付けず、色々なことを質問してくれます。

新しいことに興味旺盛で、まっすぐで。初対面の人に対して人見知りしたり、褒めると謙遜したり、日本人と似ているなあと感じることもあります。美しい上にまっすぐで謙虚なんて、男性軍はロシアに行くしかないですね。(笑)

 いいところを少し書き出してみましたが、冬が寒いとか国が広いとかいうのは真実だし、外人だからといった理由で手続き上困ることも沢山あります。でもその分いいところもあるのがロシアなんです。私感もたくさん入っていると思いますが、少しでもみなさんのロシアのイメージが変わったら嬉しいです。

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