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【読書メモ】2030年すべてが「加速」する世界に備えよ

最近本を読む時間が減ってきた。独学大全にあった「問読」という読み方で時間短縮とアウトプットを意識した読み方をしてみた。基本的には自分用のメモとしてこのnoteを活用したいと思う。

・コンバージェンスとは何か

コンバージェンスとは融合。進化するテクノロジー同士のコンバージェンスでさらに技術が加速していく。

・空飛ぶクルマに必要な条件は

①安全性:ヘリコプターは1つのローター(回転翼)に頼っているから危険。複数付けて1つや2つ停止しても大丈夫なようにすればいい
②騒音:ヘリコプターはうるさすぎる、ローターを増やせば騒音も少なくできる
③価格:さらに以下の3つのコンバージェンスによる飛躍が必要。
複雑なフライトシミュレーションを行う機械学習
軽量で耐久性のある材料
あらゆる安全な部品を作る3Dプリンティング

・エクスポテンシャルテクノロジーとは

指数関数的に成長するテクノロジー

・買い物の未来はどうなるか

2026年頃
店で購入する場合:ネットで服の商品検索→採寸はセンサー→レジは人と商品をセンサーで検知するので不要→会計は口座から引き落とし→メーカーは在庫を自動補充→売れ行きによって追加購入

2028年頃
バーチャル世界で確認し、購入する。バーチャルでも使えるし、実物でも使える。3Dプリンターで制作し、ドローンが配送する。中間業者が入らないので値段も安くなる。

・広告の未来どうなるか

空間的ウェブの時代とパーソナライズされた広告になる。検索履歴やSNSの行動パターンから、好きな俳優や自分の知り合いが宣伝してくる
・エンタメの未来はどうなるか
没入型エンターテインメント→ホロデッキ

・教育の未来はどうなるか

社会科見学はVRで行われる。
AIによる個人にパーソナライズされた教育

・医療の未来はどうなるか

ホームアシスタントで健康状態を確認できる。例えば以前体調を崩したときの心拍数、体重、身体の組成をAIが把握して、それに近づいたとき知らせてくれる。

感想

個人的に強く感じたのは2つ。「パーソナライズ」と「バーチャル」。パーソナライズはデータと機械学習によってどんどん便利になっていく。例えば、そろそろ「あれ」が欲しいなと思って家に帰ると、商品が届いてる。やたらにあの商品の印象が抜けないのは個人攻撃をされた広告のせい。家に頼んでいないサプリメントが届いていると思ったらAIが健康状態を検知して、注文してくれている。
バーチャルの究極はマトリクスの世界。Zoom飲み会はバーチャル飲み会になり、買い物はバーチャルでほぼ実物を見て買い物ができる。旅行もバーチャルでほぼ済んでしまう。
こういった世界がもうすぐそこまで来てるんだなと実感。米国株で注目したいのは、個人のデータを持っているところとVR関連は追っていこうと思う。(AMZN、GOOG、U等)