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僕がプラントベースダイエットをトライした理由

スティーブ・ジョブズやユヴァル・ノア・ハラリなどの多くの著名人がヴィーガン(完全菜食主義者)であるのは有名です。僕は自分が食べているものが与えている影響を色々考えていると頭がパンクしそうになって、、、

『もう動物にも地球にも一番良さそうなヴィーガンになろう!』ということで今年からヴィーガンに挑戦しています。

工業畜産(Industrial Farming)を止めたい。

工業畜産とは工場のような狭い空間で牛や鶏を育てて、ベルトコンベアのように動物を出荷するような畜産のことです。この夏に初めて工業畜産について知り、YouTubeに投稿されているドキュメンタリーをみてゾッとしました。

もしかすると、『日本関係ないじゃん、、、』と思われた方もいるかもしれません。

しかし、工業畜産は日本でも行われています。また、日本の肉の食料自給率は50%で、冷凍食品や加工食品に使われている動物性のものはどこから来ているか、どのように生産されているのか判断するのは難しいでしょう。工業畜産は安く肉を生産できることが売りなので、もしかすると『家計に優しい食品』の中には工業畜産によって生産された肉が入っているかもしれませんね。

ヴィーガンは一番環境への負荷が少ない!?

気候変動を何とかして解決しようと思ったときに多くの方は、「太陽光発電などの再生可能エネルギーをどんどん増やそう!」と思いつくのではないでしょうか。確かに、電力源を化石燃料由来のものから自然エネルギーに変えることが、一番取り組みやすい解決策の一つです。

しかし、電力生産が地球全体に占める温室効果ガス排出量は25%でしかないのです。それに続いて排出量が多いのが農業で、24%の温室効果ガスを排出しています。そのうち7割は畜産業によるものだとか、、、。

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そこで、『地球環境のために肉の消費量を減らそう!』という人もいると思います。

ただ、環境の面からして忘れがちなのが乳製品です。乳製品は一番温室効果ガスを出している牛からとれる牛乳を使っているので、牛肉ほどではないですが、乳製品を生産するために多くの温室効果ガスを出しているのは事実です。。。

つまり、ベジタリアンでも環境にとってベストな選択ではないのです。

実際にビーガンになってみて、

実は、ヴィーガンになってから食のバリエーションが増えました。今までは、適当にカレーやハヤシライスのルーを買ってきて食事を済ませていたのですが、それができなくなったのです。

そこで、ひじきや黒豆を炊いたり、スパイスからカレーを作るようになったりするようになりました。

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また、ヴィーガンになって栄養不足になったら元も子もないので、あまり関心のなかった栄養管理に気を遣うようになりました。今までは、「肉と野菜を適当に食べとけばいいだろう」と思っていましたが、栄養に気を遣うようになってから「最近ビタミンAが足りてないな。ほうれん草を食べよう」というようなバランスのいい食事ができるようになりました。

結果的には、ヴィーガンになってから倫理的にも、環境的にも、健康的にも良い行動を取れているのではないでしょうか?これは、自己満足の世界かもしれませんが、これからもこの生活を続けてみようと思います!

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