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40度の九州選手権ロード2022

 まさに真夏のサバイバルレース。
走路気温は40度まで上がり、1周目から集団崩壊し、完走はわずか10名の「2022九州自転車競技選手権ロード」を簡単レポートです。
本レースは10位以内で全日本選手権の申込資格獲得大会となっています。

■レース概要/リザルト

・開催日:2022/7/10(日)
・場所:宮崎県錦原運動公園を基点とした特設コース
・主催:九州自転車競技連盟
・カテゴリー:成年・少年男子
・出走:64名
・完走:10名
・結果:5位

■コース概要

 公園とその周辺の道路をつなぐ1周約3kmの周回コース。
スタートして2kmは平坦、500m-40m下って、直ぐ500m-40m登ってゴール。
・距離:54.0km(3.0km×18周)

■レース機材

・フレーム:look 785 HUEZ RS DISC
・ホイール:BORA WTO DISC33
・タイヤ:Vittoria Corsa G2.0 TLR 25C
・空気圧:FRとも5BAR

■レースレポート

 九州選手権ロードは毎回成人と高校生男子は同時出走で、今回はプロチームであるシエルブルー(CB)鹿屋も参戦し、ジュニアにはちょっと(私にも)厳しいレースになると予想。
そして、的中・・・
1周目からCBが下りでアタックし、その後の登りでもペースを上げます。
2週目に入る時には集団の形はもう無く、CBと鹿屋体大の練習会のような先頭集団に。

1周目 CB5名、鹿屋2名、熊本勢2名の先頭

 2週目もCBが下りでアタック。
このアタックはチェックし。上りでなんとか詰めてフウっと一息ついた直後、別のCB選手2人がアタック。
愛三佐藤選手(熊本)と鹿屋-1人が反応し4名先行。
私はその前のアタックをチェックしたばかりで、これに反応できず。
(これが致命傷に)

 次の登りで一気に追うつもりが、タイム差広がります。
やばいなと思っても、私の周りはCBと鹿屋体大・・・
前にCB+鹿屋-3人いるので私たちのセカンドグループのCB3人と鹿屋-1人は当然追ってくれない。
追う意思を持っているのは私だけになり、ペースは上がりません。

スリリングな下りコーナー

 セカンドグループに後ろから数名がジョインし、7~8名のグループに。
その中に九学の並江選手(熊本・少年)もいたので、ツキイチでOKなので粘って着いてきてと声を掛けます。

 途中、何度もCBを突き放そうとしましたが、なかなかしぶとく食らいつかれます。

 途中からCB2名の内、1人はローテをパスする回数が増えます。1人は温存する作戦(チームとして当然の行動)。
最終週はこの1名に先行され、登りであと一歩まで詰めましたが届かず5位でフィニッシュしました。
 最後2周のペースアップで遅れた並江選手は無事少年1位でフィニッシュ。
トラックでの強さに加え、ロードでも頭角を現してきました(期待!)

あと一歩届かず

■トラブルなど

機材:無し
身体:第5中足骨あたりの痛み有り

■敗因

 2周回目と早い段階で勝ち逃げとなるアタックに着けず、見送ったことが大きなミスです。鹿児島勢7人に対し、熊本は少数でさすがにしんどかったです。最後、2対1を1対1に持ち込めなかったのがもう一つの敗因です。

ものすごい暑い中、補給などサポート頂きました熊本チーム、応援いただきました皆様、ありがとうございました。


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