壱岐サイクルフェスティバル②レース編
前回の記事に引き続き「壱岐サイクルフェスティバル2022」②レース編です。初参加で色々と予習してきましたが、予想以上に楽しいコースでした。
■レース概要
名称:第34回壱岐サイクルロードレース
主催:壱岐サイクルフェスティバル実行委員会
場所:長崎県壱岐市
参加:エリート50
順位:5位
壱岐島の中央部に設定された1周50kmのライン(一筆書き)レースで、起伏とテクニカルなコーナーの連続するハードコース。
■レース機材
フレーム:look 785 HUEZ RS DISC
ホイール:BORA WTO DISC 33
タイヤ:Vittoria Corsa G2.0 TLR 25C
空気圧:FRとも5BAR
■当日の調子・体調など
CTL:120くらい
調子:足以外は良い
■足の状態とテーピング
現在の症状
・関節外果剥離骨折
・両足関節不安定症
・両腓骨筋腱炎
※加筆
現在、痛みは無く足首が緩んでいて高出力をかけた時に力が抜ける状態です。
両足首リハビリ中で、テーピングによりある程度は踏める状態。
全力で踏むスプリントやアタックなどでは力がスカッと抜けます。
テーピング
・アンカー(非伸縮)
・スターアップ(非伸縮)
・Vロック(伸縮)
・ホースシュー(伸縮)
・フィギュアエイト(伸縮)
この一週間はテーピングを色々試し最低限走れる状態(60~70%は踏める/当社比)まで漕ぎつけています。スプリントやアタックなど、全パワーをペダルに乗せることはできませんが、チームには貢献できると判断。
痛みや痺れが出た場合は途中でもDNFするつもりで出走。
■レースウェア
チームジャージ(半袖)
冬用インナー
WETジェル
■レースレポート
[準備]
雨レースが確定し、完全WETモードでウェアや機材の準備しました。
アップはスタート地点のホール半地下駐車場でローラーを45分ほど。
8:30以降整列とのことであんパンをかじりながら最終準備。
レースプランは序盤から有力選手の足を削り、チーム員を優勝させること。
己の結果は今の状態の最善を尽くすことのみとしました。
[序盤]
レースは予定通り8:50にスタート。
リアルスタートから直ぐの登坂区間。
さっそく攻撃開始ということで2段目からペースアップ。
っが、誰も反応せず・・・
岩男さんが後から来てくれたので2人で先行することに。
序盤のアップダウン区間を終え、平坦区間へ。
チームメンバーの中島さんが数人連れて合流するまで14~15kmほど2人で先行。
その後、深江の登坂は1本引きでペースアップ。中島さんの上手い飛び出しなどで他の選手の足を削り、距離を消化します。
[中盤]
山形トンネル手前(20km位)で数人の逃げができ、チームメンバーの檜室さんがジョイン。
その後数人がブリッジし7名の逃げが集団との差を開きます。
ここで中島さんと私は集団内で一休み。
逃がしたくない選手はペースを上げますが、強豪選手のアタックだけチェックに入り、追うためのペースアップはしません。
逃げグループとメイン集団とは最大40~50秒差にまで広がったと思います。
この時の集団は26名。
[終盤へ]
倉元建設の登りから終盤の山場へ突入です。
山口県連の江越さんアタックに、ここまで動かなかったギンリン畝原さん反応。
私も反応しチェックに入ります。
登りきりは畝原さんと二人。
その後、下り区間で集団が合流しますが、人数は減っています。
湯本への一部道が細くなる下りカーブポイント(36.7km)で逃げている数人が落車ストップ。
あれれ、檜室さん巻き込まれ!!
復帰は出来そうでしたが、これで前を行く3~4名を本格的に追う必要が出てきました。
逃げの人数が減り、追う人数が増えたことで、程なく猿岩登り前には全員吸収し集団は一つに。
[終盤]
猿岩登りはペースが上がりますが集団のまま。
下りで白石さんのアタックなどありましたが、細い下りのテクニカルな部分はペース控えめで展開無し。
コンクリ坂で畝原さんアタックに少し遅れて反応。
登り切って畝原さんとまた二人になったので「そのまま行きましょう!」
っと声をかけてダウンヒルアタック。
振り返ると畝原さん遅れてる・・・汗
[最終盤]
コンクリ坂からの下りを全力で踏んで後続を引き離します。
広い平たん路に出て振り返ると、集団とは10秒ほど離れていました。
TTモードでできる限り、行けるところまで踏みます。
集団に中島さんいるので捕まっても託せます。
この平坦区間は集団がお見合いするということを聞いていたので、そうなれば此方にも一滴のチャンスがあるかなとか思いながら・・・
・・が、後ろを振り返ると先頭交代しながら追ってきます。
岩男さん漢引きで追ってきます。
3段坂の2段目まで耐えましたが、その後の平坦区間で捕まり、7人の集団スプリントへ。
最後はギンリンの二人が先行。
私は強く踏み込めないので反応できず、5位でフィニッシュ。
中島さんが3位に入ったので、少しホッとしました。
[レースを終えて]
不安だった足は痛みも痺れも出ず、そしてパワーも出ず!
ただし1000W出さずとも、レースができることを再認識しました。
全日本まで2週間ちょっと。
足のケアと、テーピング技術の向上で挑みます。
■リザルト
5位/40人出走
■トラブルなど
機材:無し
身体:無し
■勝因と敗因
勝ってはいないので勝因は無し。
最後の飛び出しでは平地も多く、相手が集団では分が悪いと認識しました。
次回はもっと前から飛び出します!
■次の予定&レース
6/25 全日本選手権U23
壱岐サイクルフェスティバル①その魅力編はこちらです
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