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恵文社 冬の大古本市|古書柳

年末年始の恒例「恵文社 冬の大古本市」。
古本市に出品されるお店を紹介しています。
前回の記事はこちら
https://note.com/keibunshabooks/n/nf3a0aed02f4e

次にご紹介するのは古書柳さん。
数年前から常連として参加いただいています。
その一見不思議なお名前になじみにあるお客様も多いのではないでしょうか。

古書柳さんからは一冊一冊に丁寧なコメントをいただきました。


1. 『いりふねパリガイド』ベルナール・ベロー編(草思社)  ¥5,000+税
1974年にパリで創刊された日本語新聞(ミニコミ誌)
『いりふね・でふね』をもとにまとめられた一冊。
その頃パリで暮らしていた堀内誠一のイラストが
ふんだんに入っています。


2. 『フリスビー・ハンドブック』マーク・ダナ/ダン・ポインター(クイックフォックス社)   ¥3,000+税
フリスビーの基礎から応用までを全編写真入りで解説。
原書はアメリカのフリスビー・フリークたちのバイブル
だったそうですが、それはともかくとして、写真を眺め
ているだけでも楽しめます。


3. 『今日の住宅』アサヒグラフ編(朝日新聞社)  ¥10,000+税
昭和10年にアサヒグラフの連載記事をまとめて発行された本。
四百点を超える写真と建築家の解説により、昭和初期の住宅の
細部までがよくわかる興味深い一冊です。


4. 『文と本と旅と』上林暁(五月書房)  ¥5,000+税
上林暁も古本漁りが趣味だった、ということにまず嬉しくなる。
旅の章に出てくる故郷の話がとてもよくて何度も読みかえした
くなります。


5. 『その一年』山川方夫(文藝春秋新社)  5,000+税
昭和34年初版。串田孫一宛献呈署名入。
装幀は佐野繁次郎です。

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文芸書を中心とする貴重な出品でファンも多い古書柳さん。
実はひょうきんな方なんです。
ツイッターでその人柄が少し垣間見えるかも?
もしかしたら会場でお会いできるかもしれませんね。


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「恵文社 冬の大古本市」
2020年12月29日-2021年1月24日
※会期が延長になりました。

えほんやるすばんばんするかいしゃ
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恵文社一乗寺店



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