震度とマグニチュードのちがい
震度とマグニチュードは、地震の規模や影響を表すために用いられる異なる規模です。
震度とは、地震が発生した場所で感じられる揺れの程度を表すもので、日本では日本気象協会が発表しています。の揺れの強さを評価するものです。震度1はほとんど感じられない程度で、震度7は建物が倒壊するほどの強さです。
一方、マグニチュードは、地震の発生源である震源のエネルギー量を表す指標で、リヒター・マグニチュードという単位で表されます。マグニチュードが1上がるごとに、地震のエネルギーが10倍になるとされていますマグニチュードが5の地震は、マグニチュードが4の地震よりも10倍、マグニチュードが3の地震よりも100倍のエネルギーを持っています。地震の強さの差を比較することができます。
震度とマグニチュードは、異なる尺度であるため、同じ地震に対して震度とマグニチュードが異なる値で報告されることがあります。また、震度は地震が発生した場所によって異なるため、地震の被害状況を正確に評価するためには、震度だけでなく、地震の大規模や発生源の情報も必要があります。