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競馬専門紙「競馬ブック」の公式noteです🐎 競馬・馬・私たちケイバブックについて、多くの方に知っていただけるような記事をお届けします。

マガジン

  • 週刊トレセン通信

    競馬ブック精鋭トラックマンが送るリレーコラム。毎週連載。

  • 競馬ブックの仕事

    競馬ブックで働く人と、その人の仕事を紹介するコーナー✨ 競馬ファンはもちろん、就活生にも読んでもらいたい記事となっています!

  • 書き撮る

    ケイバブック・栗東カメラマンが文章を書き、写真を撮り、競馬や馬のことを綴っていきます。

  • 万馬券的中

    「競馬ブック」紙面上で的中した万馬券をお知らせします。 あなたの推しトラックマンが見つかるかも!?

  • はじめに

    競馬ブックnoteへようこそ! まずはじめにお読みくださるとうれしいです。

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競馬ブックnote、心新たに動き出します!!

先月からこっそりと始まった競馬ブックnote。 右も左も分からない迷子のままとりあえず走り続けてきた結果、 「このままじゃダメだ、、、!」という結論に至りました。 (1か月もかかったんかい) ということで、本格的に始動します!! 競馬ブック、ご存じですか? 競馬を好きな方々には名前を知ってもらえている自負がある弊社ですが、 「若い世代や競馬初心者にはあまりなじみがないのでは……?」 という問題があらわに。 (正直、筆者は入社するまで競馬ブックについて名前以外よく知り

    • 暑熱対策は何のため?(田村明宏)/週刊トレセン通信

       来週から始まる2回新潟競馬では競走時間帯の拡大が実施される。昨年は1898年の統計開始以降で史上最も暑い夏だったし、今年もまだ梅雨が明け切らない7月8日に府中市で最高気温39.2℃を記録して早くも猛暑を予感させている。少し時期は早いが、ルメール騎手は宝塚記念終了後に既に1カ月のリフレッシュ休養に入っているし、先週からは川田騎手も2週間の休養を取っている。各々、違う事情があるのだろうが、ここまでの疲労が蓄積する時期でもあるし、対策を取るのは当然だろう。  JRAが暑熱対策を

      • 『ウマ娘が好きだ 競馬が好きだ』

        みなさんこんにちは! 暑い夏がすぐそこまで来ていますね🥵 今年も夏競馬が盛り上がりを見せていますが、出走する人馬・現地観戦されるファンの方々にはくれぐれも熱中症に気を付けていただきたいものです🙏 さてさて、時間が空いてしまいましたが競馬ブックの新人によるnote「私と競馬」、今回は中津川航平さんに書いてもらいました!! 共感される方も多い内容かと思いますので、ぜひお読みください✨ 「自分と競馬」をテーマにしたnoteを書くことが決まったとき、テーマは一つしかないだろうと思

        • 血統閑談#020 形をとり始めた2歳新種牡馬ランキング(水野隆弘)/週刊トレセン通信

           JRAで2歳新馬戦が始まって1カ月と少し経ちました。新種牡馬の産駒も続々とデビューして、複数の勝ち馬を出しているものもいます。過去10年の新種牡馬ランキングはお手元に「週刊競馬ブック」6月3日発売号がありましたら「ファーストクロップサイアー名鑑」(藤井正弘)に掲載されていますので、そちらを参照していただくのが便利ですが、過去10年の新種牡馬ランキング首位を抜粋して一覧にすると以下の通りです。  2歳戦ということで早熟性が求められるのは当然ですが、ランキング首位には意外にも

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          いつまで緊急事態/週刊トレセン通信

           母が入院した。  とは言っても生命に関わることではなく、軟骨がすり減って消失しており、それによる痛みを取り去るための入院。つまりは人工関節を入れる手術のためだ。リハビリにそれなりに時間がかかるので、3週間近くは病院に居ることになる。  入退院の時は勿論、手術も全身麻酔で行うので付き添いが必要。  そんなわけで月曜、火曜を使って、実家のある仙台へ頻繁に帰る必要が生じてしまった。  この状況をうまく使えないものか。病院の事情からもずっと付き添っている訳にはいかない。無駄

          いつまで緊急事態/週刊トレセン通信

          勝手にプレイバック~上半期障害戦(坂井直樹)/週刊トレセン通信

           こんにちは、栗東の障害大好き野郎こと坂井です。  6月いっぱいという面ではまだあと1週ありますが、開催の区切りとしては先週で上半期の競馬が終了しました。来週7月1日発売号からは3週続けて恒例の「G1プレイバック」が始まります。3歳牝馬、3歳牡馬、そして古馬の3部構成で、私は西村TMと今年も古馬を振り返ります。是非週刊競馬ブックをお手に取っていただき、ご覧ください。  さて、このどれにも当てはまらないカテゴリーがありますね。そう、障害戦です。先週の東京ジャンプSで上半期の

          勝手にプレイバック~上半期障害戦(坂井直樹)/週刊トレセン通信

          第19歩目 馬場のすべてを教わりました(唐島有輝)/週刊トレセン通信

          「馬場のすべて教えます2~JRA全コース徹底解説~」(小島友実/主婦の友社)を読みました。 この本を読もうと思った理由はふたつあります。ひとつめは普段仕事でお世話になっている小島さんが書いた本だからですが、もうひとつ自分の中で大きかったのが「馬場のことについて自分はまったく無知だな」と思ったからです。 競馬ブックの記者として恥ずかしい話ですが、実はこの本を読むまで「エアレーション」と「シャタリング」の違いを知らなかったくらいのレベルでした。作業名と機械名をごっちゃにしてい

          第19歩目 馬場のすべてを教わりました(唐島有輝)/週刊トレセン通信

          パドック解説の解説(丹羽崇彰)/週刊トレセン通信

          函館に来て約2週間が経ちました。 レンタカーで国道5号を札幌方面から南下して(高速もあるのだが、景色が単調でつまらないから極力乗らない)、駒ケ岳、大沼、函館山と見えてくるとテンションが上がってきて…… というのは出張3年目くらいまででしたね。2017年から来ている函館は今年で8年目。地元に帰ってきたような感覚のため、一気にテンションが上がるようなことはなくなりました。小学校に上がった娘と離れるのがつらすぎて最初はホームシックになっていましたが、徐々に元気も出てきましたね。

          パドック解説の解説(丹羽崇彰)/週刊トレセン通信

          歓喜に湧いたGⅠ勝利(赤塚俊彦)/週刊トレセン通信

          「津村だ!!」  直線で外から伸びてくる栗毛の馬体。それがテンハッピーローズだと分かった時は驚いたが、白地に青山形の勝負服が津村明秀だと理解するのに時間はかからなかった。  5月12日東京11R、GⅠヴィクトリアマイル。  前半3ハロン33秒8のハイペースで流れたレースは直線で先行馬が苦しくなり一杯。そこに外から矢のように伸びてきたのは単勝208.6倍、14番人気の伏兵テンハッピーローズだった。レース後の取材を控え、検量室脇にあるインタビュールームで見ていた我々報道陣も

          歓喜に湧いたGⅠ勝利(赤塚俊彦)/週刊トレセン通信

          ダービーも終わり(青木行雄)/週刊トレセン通信

           競馬の祭典、日本ダービーが終わった。ご存じの通り、優勝したのはダノンデサイル。積極的に位置を取りに行って、直線は一頭分の狭いスペースを割って抜け出す、まったくロスのない競馬。ベテラン横山典騎手の技ありといった印象が強かった。自分の本命は一番人気のジャスティンミラノ。こちらも人気馬にふさわしい正攻法のレースを見せてくれたと思うが、ダービーは運のある馬が勝つレースとも言われるように、ダノンデサイルに少しツキがあったように思える。  2番手、3番手の評価で大いに期待していたアー

          ダービーも終わり(青木行雄)/週刊トレセン通信

          『横浜を駆ける』

          みなさんこんにちは! ゴールデンウィークも終わり、新社会人の方々はそれぞれのお仕事や新しい環境に慣れてきた頃でしょうか😆 競馬ブックにも多くの新入社員が入社しました! そこで、「自分と競馬」をテーマにしたnoteを書いてもらいましたので読んでいただけますと幸いです✨ トップバッターは増田いぶきさんです😊 ではでは、お楽しみください! 2024年5月24日。 映画「あぶない刑事」8年ぶりとなるシリーズ最新作『帰ってきた あぶない刑事』が公開される。 「あぶない刑事」は、横

          『横浜を駆ける』

          なるか5度目の正直(田村明宏)/週刊トレセン通信

           5月12日に行われたヴィクトリアマイルで勝利ジョッキーになったのは津村騎手でした。デビューから21年目。JRAのG1では48回目の騎乗で初勝利でした。キャリアからすると中堅から既にベテランと言っていいくらいでこれまでの活躍からするとGⅠもとっくに勝っていておかしくないだけの技術の持ち主でした。東西を問わず、多くの関係者から信頼され普段から接していても人柄の良さは伝わっていただけにレース後の涙のインタビューは見ているこちらもホロッとさせられるものでした。勝ったテンハッピーロー

          なるか5度目の正直(田村明宏)/週刊トレセン通信

          血統閑談#019 キズナvsエピファネイア府中の陣(水野隆弘)/週刊トレセン通信

           この春は桜花賞G1をエピファネイア産駒ステレンボッシュが勝ち、天皇賞(春)G1は勝ったのがリオンディーズ産駒のテーオーロイヤルで2着はエピファネイア産駒ブローザホーン、NHKマイルCG1では10番人気のリオンディーズ産駒ロジリオンが3着となりました。エピファネイアもリオンディーズも名牝シーザリオの産駒です。複数の産駒が競走馬として成功するだけでも難しく、それぞれが種牡馬として成功するのは輪をかけて難しいことですから、母としてのシーザリオがいかに偉大かが分かります。そのような

          血統閑談#019 キズナvsエピファネイア府中の陣(水野隆弘)/週刊トレセン通信

          競馬ブックの仕事 ~印刷編~

          こんにちは! 競馬ブックの仕事紹介、今回は商品をカタチにする「印刷」についてです😊 東野晃己 友人と競馬を観戦し、そこから競馬に没頭。 きっかけは2021年のマイルCSでグランアレグリアに魅了されて、でした。 そこから競馬業界へ携わりたいと思いました。 2023年入社で、販売局印刷班です。 週の仕事スケジュール📅 火曜日 休み 水曜日 休み 木曜日 木曜日は本番の印刷は行いません。 金曜日、土曜日の本番印刷が円滑に行えるよう、準備、清掃、テストを行います。 紙がしっ

          競馬ブックの仕事 ~印刷編~

          GIシーズン中盤にて(吉田幹太)/週刊トレセン通信

           新潟への出張で心と体と懐がボロボロになった月曜日。  散歩ぐらいしかやることもなく、いつもは行かない道を歩いていたら完全に迷子になった。  方向感覚だけは人より確かだと自負していたのに、その感覚さえダメになった。グーグルのお世話になって、目的の銭湯に何とかたどり着くことはできたけれど、膝も股関節もズキズキと痛んできた。  ジェットバスで患部を集中的に当ててみたものの、効果覿面とはいかない。土日の傷が癒えるどころか、ますます悪化してしまった。  こうなったら晩飯はハン

          GIシーズン中盤にて(吉田幹太)/週刊トレセン通信

          障害戦尽くしの遠征記(坂井直樹)/週刊トレセン通信

           先日、中山競馬場に行ってきた。目的は中山グランドジャンプ観戦。これだけ各所で障害戦が好きだと言い続けている私だが、グランドジャンプも大障害も現地観戦したことはなかった。障害12個、谷の上り下りが5回(大障害は障害11個、谷6回)という知識くらいはあるものの、やはり百聞は一見に如かず。一度でいいから見てみたい。そもそも中山競馬場自体、行ったことがない。  早朝に栗東を出て、中山到着は12時前。場内を少しだけ散策しつつ、勝馬の金子TMに拾ってもらって記者室へ。ゴンドラから大障

          障害戦尽くしの遠征記(坂井直樹)/週刊トレセン通信