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週刊トレセン通信

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競馬ブック精鋭トラックマンが送るリレーコラム。毎週連載。
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記事一覧

GIシーズン中盤にて(吉田幹太)/週刊トレセン通信

 新潟への出張で心と体と懐がボロボロになった月曜日。  散歩ぐらいしかやることもなく、い…

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障害戦尽くしの遠征記(坂井直樹)/週刊トレセン通信

 先日、中山競馬場に行ってきた。目的は中山グランドジャンプ観戦。これだけ各所で障害戦が好…

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第18歩目 藤岡康太騎手ベスト勝利100 (唐島有輝)/週刊トレセン通信

こんにちは、唐島です。 藤岡康太騎手のJRA通算803勝の中から、個人的ベスト100レースを選…

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2週間前
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SNSの話(丹羽崇彰)/週刊トレセン通信

少し前になりますが、2月25日(日)の阪神競馬終了後に、私はXにて以下のポストをしました…

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3週間前
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馬を巡る旅は終わらない(赤塚俊彦)/週刊トレセン通信

 前回、私の「週刊トレセン通信」が公開されたのが2月14日。その日の夜、美浦トレセンからほ…

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4週間前
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春競馬本番(青木行雄)/週刊トレセン通信

 大阪杯も終わり、今週からはいよいよクラシック。春競馬本番と言えるだろう。今年も牝馬、牡…

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1か月前
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共同会見(田村明宏)/週刊トレセン通信

 今、世間を騒がせている大谷翔平選手の元通訳の違法賭博疑惑。特に取材ルートがある訳ではない私も日本時間で26日の朝に行われた大谷さんの記者会見に注目していた。信頼していた人に裏切られた気持ちは推して知るべしだろうが、慎重に言葉を選ぶ場面もあったもののいつものように淡々と率直に真実を語っているように感じた。事実は今後の調査に委ねるしかなく部外者があれこれ言っても意味はないだろうが、見た目の表情や声のトーンからすると私には嘘をついているようには見えなかった。個人的な感想を言えば私

血統閑談#018 未知の種牡馬がひらく道(水野隆弘)/週刊トレセン通信

 栗東トレセンの馬場で今年初めての2歳馬を発見したのは2月29日でした。もっと早くに馬場入…

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1か月前
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春場所観戦にて(吉田幹太)/週刊トレセン通信

 早朝、6時台のこだまに乗車。  空いている車内には外国人観光客ばかり。  指定席の仕組…

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1か月前
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「最終レースは若い騎手」は本当か(坂井直樹)/週刊トレセン通信

 こんにちは、栗東の坂井です。  「最終レースは減量騎手を買え」。聞いたことがありますか…

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2か月前
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第17歩目 断捨離(唐島有輝)/週刊トレセン通信

いつのことだったか忘れましたが、子供のときのことです。 たぶん、小学生の時の社会科の授業…

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2か月前
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好きな開催(丹羽崇彰)/週刊トレセン通信

こんにちは、丹羽崇彰です。 皆様いかがお過ごしでしょうか。 今週から関西は阪神、小倉の2…

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2か月前
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引退式(赤塚俊彦)/週刊トレセン通信

 昨年末から今年の年始にかけて中山競馬場で各馬の引退式が行われた。諸事情によりイクイノッ…

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2か月前
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待ちに待ったデビュー戦(青木行雄)/週刊トレセン通信

 以前から興味があった一口馬主に初めてチャレンジしたのが、かれこれもう2年前。大きいタイトルを狙うならシルクやキャロットといった大手クラブに加入するべきなのだろうが、あまり巨額は費やしたくないという思いがあったし、マイナー志向が強い自分はややお手軽で初心者向きの印象があるユニオンオーナーズクラブとした。200口でひと口は6万円。これなら何とか参加できるだろうという思いだった。牧場での様子などを毎週1回報告してもらえ、入厩を心待ちにしていたものの、体質が弱かったのか調整のピッチ