人事図書館がクラファンで700万円を集めている裏側を、担当キュレーターが語る
人事図書館クラウドファンディングは、2/16(金) 16:00現在、2ndゴールにしていた700万円の支援に到達しました。
キュレーター(クラファンのプロデューサー)を担当した身として、支援していただいた皆様並びに、プロジェクトのために尽力していただいている皆様に改めて、感謝申し上げます。
私は2022年3月~10月に、、READYFORにてクラウドファンディングのキュレーターとして勤務していました。
総額1億8000万円の支援額を、17プロジェクトの達成という形で集めていました。
(過去の担当PJT一部)
このnoteでは、クラファン実施の背景と、ここまで支援が集まっている裏側を担当キュレーター目線で振り返ったものです。そして読みやすいように、なるべくストーリー形式で綴ってみました。力を入れずにお読みください。
Twitterで急きょ熱を帯びた「人事図書館」
人事図書館の発起人、吉田さん ( @trustyyle )と初めてお話ししたのは、10月ごろ。人事図書館を作りたいというツイッター投稿の盛り上がりを見て、ご連絡したところからでした。
その際に、これだけの共感と拡散を生んでいる中で、クラウドファンディングで力になれるのではないかと思いました。
共感とリスクを取る姿勢が初期からあった
この2つがお会いする前から生まれていました。
この2つのことは、クラファンをするためには欠かせないことでした。
リーダーが先頭に立っていることと、そこにフォロワーがいる図。両方がまずはマスト条件だからです。
吉田さんクラファンしましょうよ
リプライで、クラファン興味ありますか?と尋ねた上で、話しましょうとなり、DMにてやり取りをさせていただきました。
そして、迎えた打ち合わせ。
第一印象は、この人絶対いい人。。。という感想でした。
クラウドファンディングは正直めちゃくちゃ大変で、難しい。けれど、人事図書館は、多くの共感と共に、吉田さんの素晴らしい人柄もある。このクラファンはいけると踏みました。
何よりも、人事図書館の「孤独の人事を減らしたい」というミッションは、社会的必要性がある。吉田さん一人ではなく、みんなで支えられるような場を創ることが、必要だろう。そう思いました。
そして後日、クラファンを実施したいという決意の連絡が、吉田さんから届きました。
クラファン成功に大切なチームの熱量が圧倒的だった
11月ごろから構想をスタートし、12月ごろからチームを組成しながら、内装を作るチーム等との連携も進めながら、プロジェクトは立ち上がっていきました、
経験上クラファン成功において一番大切なのは、クラファンを成功させたいという想いを、チーム全体に浸透させていくこと。
理由は、クラウドファンディングとは、想いを伝えてお金で支援していただくものだからです。
しかしその心配はあまり必要ありませんでした。ボランティアの形で、運営に関わる方々は、slackベースで50名以上を超えていました。また発起人の吉田さんは常にSNSに張り付きながら、いろんな方々を巻き込みつつ、あるべき人事図書館像に対してリスクを承知で突き進んでいっていました。
人事図書館の準備室の熱量は本当に凄まじかったです。
どうしたらより良いものができるのか?一人一人が自分のリソースを提供しながら、自分の意見を通すことではなく、より良いものとは何か「コトに向かって」進んでいくチームでした。
クラファン成功のために必要だった、多くの人からの応援と初動
11月の構想の段階から、クラファン達成のポイントは2つだと思っていました。
①多くの方々をプロジェクトスタート前から巻き込んでいること
とてもいい取り組みだからこそ、皆様からの応援コメントを大量にいただき、みんなで神輿を担いでいく状態に持っていくというやり方。
言うが易し、行うは難し。メッセージをお願いすること、クリエイティブに落とすことが大量に必要になる。
これもまた、人事図書館準備室メンバーの熱量によって成り立ったものでした。
無事に、リリース前に人事図書館クラウドファンディングは盛り上がりをみせ、認知は向上していったように思います。
②3日での達成。支援拡大の土台を作る
クラウドファンディングは初動と言われる1日目から5日目で30%の達成が大事だと言われています。
理由は、支援が入っていないプロジェクトは、「支援されていないし自分は支援しなくてもいい」という気持ちになるためです。
そのために大事にしたのは、3日で達成することでした。どれだけいいプロジェクトでも、初めの支援が入らなければ、フォロワーが増えない。だからこそ、12月から、初動で確実に支援してくださいという呼びかけを徹底していました。
残り2週間で1000万円を目指した先にあること
残り2週間になったクラウドファンディング期間。
今現在700万円が集まっていることもすごいことだと思う。あと300万円集まることにどんな意味があるのかと考えてみました。
それは、未来に対する想いの結晶が強くなるということなのだと思います。
最後の最後まで、人事図書館を当たり前にしていきたいと、願い、支援を呼びかけたり、支援したりする、この行動こそが、想いを加速させ、団結を生み、これからの文化へと繋がっていく。
私の願いは、人の働くをより良くする人事だからこそ、学びと繋がりに溢れたコミュニティという、助け合いが土台にある社会になってほしい。ということです。
孤独が進む世界の中で、それは必要な未来なのだと思います。
その未来をより確実にしていくために、残り2週間進んでいきます。
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