Kei Sato

立命館大学政策科学部政策科学科4回生 上久保ゼミ所属 元RBC(立命館大学放送局)

Kei Sato

立命館大学政策科学部政策科学科4回生 上久保ゼミ所属 元RBC(立命館大学放送局)

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Cop15: ‘World leaders might have to invite themselves’ to summit

Cop15における国家元首の出席を巡って新たな衝突が発生か 【日本語サマリー】  12月に開催予定のCop15において、議長国の中国は参加国の国家元首ではなく、閣僚やNGO理事長のみに招待状を送付したことが明らかとなっている。これは、中国の習近平国家主席が出席しない意向であり、各国要人の招集が返って中国の立場を危うくしないための措置だと見られている。これに対し、気候変動や人権保護活動を推進する活動サイトAvaaz(米)のオスカー・ソリア氏は、「中国は世界を指導するべきリーダ

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       前回、原子力を含むエネルギー産業全体が、カーボンニュートラル化に向けた事業の改革を迫られているとの記事を読み、本書籍を取り上げた。前回はカーボンニュートラル化の流れをESG投資に関わる内容を取り上げたが、全てを網羅出来ていなかったため、今回は先週触れることが出来なかった、カーボンニュートラル化と地政学との関係を取り上げたい。   カーボンニュートラルと地政学(各国の政策)  カーボンニュートラルは、直接的には金融の在り方を転換していくことではあるが、それに伴い、世界の各地

      • 【書評】『超入門カーボンニュートラル』(上)

        今回、本書籍を取り上げた理由として、原子力を含むエネルギー産業全体が、カーボンニュートラル化に向けた事業の改革を迫られているとの記事を読んだからである。 3回生での文献調査では、行政と原子力の関わりについてのものがほとんどであった。しかし、日本の原発を実際に運用しているのは企業であり、世界的に ESG 投資を意識した経営転換の真っ只中である今、今後のについては知る必要があると感じた。  カーボンニュートラルという言葉の意味 まず、初めにカーボンニュートラルという言葉の意味と

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