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個展unfold直前インタビュー

大西けいとして3回目の個展を間近に控え、心境などを乙女屋店主様がインタビューしてくださいました。お忙しい中ありがとうございます。



二年半ぶりの個展が間もなくの大西さんに、その間の変化と今回の個展について伺いました。

・二年半の間の変化として、Instagramでファッションアカウントを始められましたが、きっかけは?
「もともとファッションが好きで、仕事と家の往復のときでも可愛い洋服を着てテンションをあげていく毎日だったのですが、もったいなくなっちゃって。
共有したりとか発信したりできたらもっと楽しいかなと思い始めていたことと、「calling」(前回の個展)の開催中に、suzuriでロンTとかBAGとか、ファッションがらみのものを作った時、わかりやすくするために自撮りしてたら楽しくなって。
それをひっそりアカウントにしてみました。最初は、ホントに誰にも教えずに、自分一人で可愛いなって振り返るためでした。」

・始めてみてからの変化は?
「ファッション関係でやってみたいこともあったので、ゆくゆくは作家アカウントにつなげていけるような発信にしたいなと思い、コーディネイトだけでなく作品のことも混ぜるようになりました。ヴィンテージのお洋服が好きで、ヴィンテージの生地で作品を作ったりするので、ファッションのアカウントから作品に興味を持ってくれる人もいます。」

・その変化は個展にも影響がありますか?
「calling」は、[人形]をメインにした個展でした。
自分と人形の内面を掘り下げていくような展示を地元の神戸でやりたくて。
結果、人形と自分の関係性をあそこで着地させられたような感じがありました。
ただ、下町だったので、わざわざ目指して来てもらうような場所でした。
次は自分の作品をもっといろんな人に見てもらいたいなと思っています。
みんなが来やすい場所でバラエティ豊かなラインナップで、楽しんでもらえるような展示になればいいなと思っています。」

・では、前回と比べてずいぶん違った感じになりそうですね。
「今までって、自分の内側、内側、内面、内面っていう掘り下げ方で作品をどんどん作っていってたんですけど、今回は、外、・・・デザイン的というか、ちょっと今までと作品との向き合い方が変わってきたような・・・」

・外に?
「自分の中では外に向いているような気がします。デザイン、というか、[作ってみたいかたち]があってそれを作っていく、という違いがあるような気がします。それは個展タイトルにも表れています。」

・ファッション関係だけではなく人形においても?
「がらっと作風が変わっていたり、ということではないのですけれど。」

・それで、会場も違った場所になるんですね。
「人が多くてどんどんいろんな意味で開けていっている人気の町ですし、もともと展示などで所縁のある場所なので。」

・どのように変わるか、とっても楽しみです。
「基本的なスタンスは変わらないのですけど、作品の出来上がありかたみたいなものが変わってきました。見てくれる人にどう響くのか、楽しみです」

急なインタビューに応じていただいたので、言葉に詰まりながらも、真剣に答えてくれた大西さん。個展では、会場の空間構成、その雰囲気にも定評があります。
ぜひ、会場へお運びください。


【お知らせ】
2年半ぶりに個展を開催します。

大西けい個展 unfold

2023.10.26木-10.30月
イロリムラ(89αのお部屋です)

会期中は毎日在廊します。
通販対応予定です。詳細は各SNSにて。https://linktr.ee/kei0709


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