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[英語多読] Hello, Universe

久しぶりに洋書多読の近況を。前回の記録から7ヶ月ぶりですね。


上記の記事で触れた児童書たちは読み終えたので、最近はニューベリー賞の受賞作品 (Winner) を新しい方から順番に読んでいます。

2022年の "The Last Cuentista" から始めて、"When You Trap a Tiger" (2021), "Merci Suárez Changes Gears" (2019) と読んできて、難しい本が続くな、と感じていたのですが、この 2018 年の "Hello, Universe" はスイスイ読めました。知らない単語も少なく、Kindle のボキャビルで確認したら読書中にチェックした単語は 162 語だけだったようです。

なお 2020 年 Winner の "New Kid" は購入してみたのですが、小説と思っていたら実は漫画で、手持ちの Kindle では読みづらかったので飛ばしています。

内容

内容は全体的にほのぼのとしていて、いじめっ子のせいで井戸に落ちてしまった主人公を3人の仲間が救出する物語です。

見どころは主人公の成長でしょう。同級生に retard と呼ばれてイジメられ、母親にも turtle と罵られてた主人公が、生死の境を経て覚醒するシーンは心が動きました。

Saw という人気映画の中でジグゾウが述べていましたが、人間、死を実感すると全てが変わります。また、歴史ある例で恐縮ですが、BMネクタールのミドちゃんの急成長を思い出させてくれました。


印象的なセンテンス

Kindle ではハイライト機能を使って気に入った文言をマークしておくことができます。この本では3箇所ハイライトしました。以下はそのうちの2つです。

"Silence is good sometimes. That's when you're able to hear best." "Hear what?" "Your thoughts, Bayani"

"That's the problem. People don't want to listen to their thoughts, so they fill the world with noise."

Hello, Universe

筆者はぼっち属性なので、こういう肯定的な文言があると心を救われた気がします。ノイズというかソーシャライズにはもちろんメリットもありますが、群れる事で活力を得るタイプの人間じゃないと疲れてしまいます。

これからも静かな時間を確保していきたいな、と思った次第です。

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