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悩むのをやめて考えよう

こんばんは。

もうすっかり秋。なぜか、この季節は、部下や友人から相談を受けることが増える気がします。夏の疲れが出てくる頃なのか、どことなく切ないこの時期に、人は少し立ち止まりたくなるのかもしれませんね。

わたしは、たぶん、悩まないタイプ。そう言うと、えらく楽観的な人間に思われるかもしれないけれど、5分悩んで答えが出ないなら、それはいくら悩んでも答えが出ないと割りきって、次にどうすべきかに思考を移してしまう。要するに、せっかち。

特に、ワーママとして復帰してからは、その傾向が強く出るようになったように思う。ワーママは、誰に頼まれたわけでもないのに、なぜか常に時間と戦っている(そう思ってるのは、わたしだけかもしれないが)。

とはいえ、もともとは、わたしも悩むタイプだった。でも、ある時、上司に「悩む」ことと「考える」ことは違うという主旨のアドバイスを受けた。それは、何かの本だか研修だかのウケウリの話だったけど、その話が今のわたしの考え方のベースにある。

“悩む”とは、答えが出ないと分かっていながら考えるフリをしているだけで、答えが出る前提で物事に向き合うことを“考える”というらしい。

もちろん、これは仕事を円滑に進めるための考え方のひとつであり、すべての事に当てはまるものではない、と思う。ましてや、育児なんて、答えのない世界で悩むことが大半で、おそらく一生悩みは尽きない。

そんな中でも、もし、悩んで苦しいだけのことに直面したなら、一度騙されたと思って、この“悩む”と“考える”のどちらに該当するものかを確認してみてはどうか。仮に、ただの“悩み”だと気づけば、いくら考えても答えが出ないこととして、悩むのをやめようという気持ちになるかもしれない。そうなれば、あとはこっちのもの。悩みを解放し、新しい思考に場所を移せばいい。

食欲の秋。たとえば、明日の朝ごはんを考える。それだけで、わくわくしませんか。


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