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オタクな私を支える言葉

こんにちは。KEIです。
野球選手とバスケ選手のオタクです。

野球選手のオタクになりはじめていた頃、秋季キャンプで出会った女性に言われた大事にしている言葉があります。
既に野球Twitterの固定ツイートにしているこの言葉。

選手というのはいい時もあるし悪い時もあるけど、永く愛してあげてください。

2016年の11月の秋季キャンプのこと。
私はど平日真ん中の観客が少ない球場で、推しの選手の練習を見つめていました。
以前の記事にも投稿しましたが、プロ野球のキャンプは練習場が複数あり、ポジションや個別で練習メニューが分かれていて好きな場所を見学することができます。
この日もポジション別に分かれ、私の推し選手はコーチと1対1で練習をされていました。

観客自体がとても少なかったこともあって、この選手の練習を見ているのは私1人。そこに地元のおばさまが自転車で通りかかりました。
お孫さんを連れていて、散歩がてら、たまたま通りかかったのだと思います。

「なんていう選手?」
とおばさまが声をかけてきました。
「〇〇さんです」
私が答えると、おばさんの話は続きます。

以前はこのチームの熱烈なファンであったそう。
最近は観戦も少なくなって、選手やチームのことは分からないので、私の推し選手ことは分からないけど、おばさまにも以前応援していた選手がいらっしゃったそうです。
野手だったのか、懐かしむような表情に見え、一緒に黙ってしばらく練習を眺めていました。

すると、おばさまがぽつり。

「その方は今は亡くなってしまったのだけど、私はご縁があって今もお墓参りをさせてもらっているの。
選手というのはいい時もあるし、悪い時もあるけど、永く愛してあげてください。」

そういって、またね。と去って行かれました。
正直おばさまも顔は忘れてしまったけれど、この言葉だけは忘れていません。

プロの世界はとても厳しい世界。
プロ選手になること自体もそう容易ではない中で、常に変わらずに活躍することは想像を遥かに超える大変なことだと思います。
応援が力になるかどうかは正直わからないし、応援する方の自己満足なのかもしれません。

それでも、いい時も悪い時も変わらず応援し続けることが、少しでも選手の力になることを願って。

選手というのはいい時もあるし悪い時もあるけど、永く愛してあげてください。

この言葉を大切に今日もまた推し選手を推し続けます。

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