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LINE WORKSとLINE 公式アカウント

最初の一言、2つのサービス、どっちがどっち?
初心者には意外とわかりにくい…。
そんなに世の中ネットに詳しい人だけでもないので、商品名ってすごく大切ですよね?

LINE WORKS

グループウェアです。社内の従業員、部下と上司などのやりとりを効率化する製品ですね。社内コミュニケーションのためのものです。月額利用料金は1ユーザーあたりの課金で、無料から、ライト300円、ベーシック500円、プレミアム1,000円とラインナップされています。

LINE WORKS 利用料金ご案内

LINE 公式アカウント(LINE for Business)

自分の会社のアカウントを取得すると「公式アカウント」となります。一般ユーザーに友達登録訴求をしたい場合には、こちらのサービスを活用します。
アカウントの開設は無料ですが、マーケティング機能がオプションで用意されていて、利用するサービスごとに料金体系が異なります。

LINE for Business

LINE 公式アカウントの様々なオプション

Messaging API

LINE上でボットを作成することができて、ユーザーと1対1のコミュニケーションを管理できるツールです。ユーザーの質問に応じてボットが回答できるように、情報分岐を設計する必要があります。少し初心者にはハードルが高いコミュニケーションツールかもしれませんね。

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LINE Beacon

飲食店などにBeacon(Bluetooth機器)を設置しておきます。
BluetoothとGPSの違いは、Bluetoothは近距離通信に優れているので、ユーザーが店舗に近くまで来た時にしか反応しません。GPSですと最悪400~600Mづれてしまうことがありますので、店舗から離れていても特典を受けられてしまうことがあります。
LINE Beaconの使い方としては、店舗にユーザーが近づいたときに、ユーザーのスマホのLINEに、その店舗のクーポンや特典情報などをPUSHでお知らせができるといった機能になります。
BluetoothBeacon本体は、Amazonで2~3万円/1個で販売されています。

LINE ログイン

LINEのオープンIDソリューションです。オープンIDとは、GoogleやヤフーなどのID、つまり自社ではないIDを利用させてもらうことで、ユーザーが新規登録する手間を省くことで、利用促進を図るツールです。

またメリットとしては、例えばLINEのログインを利用することで、LINEに登録されている、そのユーザーの情報も一緒に活用することができてしまいます。販促の基本は「ユーザーを知ること」ですので、オープンIDをうまく活用すれば、マーケティングにも有効になるということになります。

販促のメリットだけでなく、運用のメリットもあります。
自社で会員データベースを構築するとなると、データベースの構築だけでなくセキュリティにも投資が必要になってきてしまいます。開発コストもバカにできませんので、オープンIDを活用すれば、その負担を軽減することができます。

LINE マーケットプレイス

LINEのプログラムはオープン化されており、様々な企業がこのプログラムを活用して、LINEをもっと便利につかえるツールを公開しています。
たとえば、LINEに予約機能をつけたり、メッセージをリッチにしたりなど、自社のビジネスにマッチした機能があれば、それを活用することでユーザーにもっと便利にLINEを利用してもらうことができます。

友達追加広告(CPF)

公式アカウントを開設する方の多くの目的は、友達登録を増やして、PUSHでお知らせすることで誘客したいということが大多数です。その友達登録を増やすためのソリューションがこの機能になります。
LINEには様々なサービスが用意されています、LINE NEWSやLINEマンガなどなど、LINEサービス網に応じた、広告出稿が手軽にできるのがこの機能です。

以上概要でしたが、あらためてLINEの機能を熟知しようと思うと、様々なサービスが展開されており、色々活用できそうですね。
どなたかの何かのお役にたてたら幸いです。



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