製品デザインの決め方
こんにちは、現役外資マーケターのKeiです。
今回は、消費財の製品デザインの決め方について書きます。
あなたはドラッグストアに行くことはありますか?
おそらく多くの方は、毎日は行かないけれど、週に1回、月に1回位は行く機会があるのではないでしょうか。
そして多くの方は製品デザインのことなど気にも留めていないでしょう。
無意識に製品を手に取り購入していることと思います。
そして私も今の仕事を始めるまでそうでした。
ただし消費財のマーケティングの仕事を始めてからは、色々な情報が目に飛び込んでくるようになりました。
ここでは、マーケターがどのような考えに基づいて製品デザインを決めているかについて書きます。
1 チャネル戦略
まず、そもそもお店の種類によって、買い物客の特徴は異なります。
なので、製品をどのチャネルで販売するかというチャネル戦略がまずは必要となります。
チャネルを選定した上で、買い物客が、製品に何を求めているかがある程度明らかになります。
例えば、ホームセンターであれば、ドラッグストアなどと比べて、大容量のお得な製品が求められるでしょう。
2 店頭状況・競合製品の確認
次に考慮すべきは、店舗の状況を把握すること。
一つの店舗を例にとっても、定番棚と置かれているものとエンドと呼ばれる目立つ部分においてあるものとに二分されます。
そして陳列される場所を確認した上で、競合製品の配置・デザインを確認する必要があります。
なぜなら、あなたの製品のデザインがいかに秀逸でも、他社製品と隣に並んだ時に印象負けしてしまえば、購入者が手に取ることはないためです。
なので、製品デザインを決める時には、店頭の状況を競合製品含めて再現することが大切になります。
その上で、ようやく、デザインの検討に入ります。
3 デザインの選定
主な要素としては、①コピー、②色、③サイズといったところでしょう。
コピーに関しては、他社製品と比較して買い物客にとってより魅力ある製品名であることが求められます。
そしてそれを補うのが、色であり、フォントサイズになります。
上記を踏まえて、製品が市場に送り出されます。
参考にしてみてください。
ではまた。
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