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子供の頃の思い出 失敗談③

子供の頃の思い出は、誰にでもあります。

僕も子供の頃の「良い思い出」と「悪い思い出」のどちらも覚えています。

子供の頃の僕は、周りの子供以上に後先考えずに行動してしまうタイプでした(>_<)

今回は、そんな僕の5つの失敗談についてのお話をします!

どれもクスッと笑えるような話だと思うので、楽しんでもらえると嬉しいです^^

※今回は前回の続編なので、まだ前回の内容を読んでない人は、是非そちらから読んでみて下さい!



従兄弟(いとこ)

僕の家族は親戚が多い方で、徒歩5分圏内に住んでいる親戚も多くいます。

従兄弟(いとこ)は9人いて、全員が男です。(笑)

僕が運動が大好きだったことに加えて、母方の実家が農家だったので、近所の従兄弟とは畑でよく遊び周っていました!

かけっこ、かくれんぼ、体操(逆立ちやハンドスプリング)、戦隊ごっこ、縄跳び、野球、サッカー、など

とにかく、外遊びばかりしていました(^_^)


鬼ごっこ

ある時、僕は従兄弟たちと敷地内で鬼ごっこをしていました。

そして、例によって僕の悪い癖が出てしまいました。(笑)

夢中になるに連れて、周りが見えなくなっていき、何があっても絶対に負けたくないという気持ちになっていました。

しかし、限られたエリアでの鬼ごっこは、そう簡単に逃げ切れません(>_<)

敷地と障害物を上手く利用された僕は、徐々に角(かど)に追いやられて行きました…

普通ならここで諦めるのですが、スイッチの入った僕にとって「諦める」という選択肢は、ありませんでした。(笑)

僕はルールを無視してまで、敷地の外に出て逃げ切ることにしました!(←いや、その時点で負けだろ…)


大きな鉄の門

敷地の外に出るには、高さ2メートルぐらいの大きな鉄の門を、開けてから抜ける必要がありました…

ここで、前回の記事を読んで頂いた方の中には、ピンときた方もいるかもしれません。

そうです!!

僕は鉄棒までのかけっこをした時、友達との競争を意識するあまり、全力疾走のまま鉄棒に顔面から突っ込んで目の上から流血し、その傷が今もなお顔に刻まれている人間です。(笑)

この鬼ごっこをした時は、その鉄棒による傷がようやく落ち着いてきたぐらいの頃でした。

しかし、さすがの僕も、同じミスをするほどバカではありませんでした!

追いかけてくる鬼の存在をしっかり確認してから前を向き直し、門の鍵が開いていることも瞬時に確認しました。

我ながら、素晴らしい判断力です!(笑)

そして、走りながらしっかりと確実に両手で門を押し出しました^^


もらった

僕が走っていたこともあって、門は勢いよく押し出されました!

あとは、その門を駆け抜けるだけです。そして、外に出てしまえば敷地の制約がなくなる分、圧倒的に逃げる方が有利になります♪

僕は「もらった」と思いました。しかし、次の瞬間、目を疑う光景が目に入ってきました。

押し出された門は、途中まで開いた所で静止して、むしろこちらに戻ってきているようでした!

実は、この門は片側にしか開かないようになっていて、敷地内から開ける時は引いて開ける門だったのです…

さすがに、そこまで考える余裕はなかった(T_T)


ノーガード

さて、ここで問題です。

本来は引くべき門を勢いよく押した結果、どうなったでしょうか。

正解は、

「押された力の分だけ開いた後、その力の分だけ勢いよく跳ね返って来た」

です。(笑)

僕は鍵が開いていることを確認できたことで、走ってまま勢いよく門を押し出してしまいました…

そのため、鉄の門はその力をそのまま自分に跳ね返してきました(>_<)

僕は、まさかそうなるとは思っていなかったので、またしても完全にノーガードのまま、鉄の物体を顔面で受け止めることになりました…(笑)


鉄の洗礼

顔面に鉄のストレートをもらった僕は、痛みでその場にうずくまりました。

周りにいた大人たちがすぐに駆け寄って来て、応急処置などをしてくれました!

額(ひたい)から流血していましたが、それ以外の部分は異常がありませんでした。

そして、その後で医者にも行きましたが、額の方も大事には至りませんでした(^_^;)

まさか、こんなにも短期間に鉄の洗礼を2回も受けるとは思いませんでした…(←正確には、ただの自滅)


後日談

この話には、さらに後日談があります。

あの「鉄の洗礼」から月日がたった、ある雨の日の夜。僕は家に帰る途中で、傘を差しながら自転車を運転していました。

雨が強かったので、早く帰ろうと思って少し急いでいました。

そんな時に、数十メートル前にある踏切が鳴り出しました。僕は「行ける」と思い、自転車を加速させました!

しかし、片手は傘でふさがっていたこともあり、思ったよりスピードが出ませんでした…

踏切の中には入れるけれども、向こう側のバーは降りてしまい、閉じ込められてしまうタイミングでした。

しかし、

傘を差していて片手運転だったこと、雨で減速が遅れること、線路は鉄なのでブレーキでスリップする可能性が高いこと

これらを考えると、減速するのも危険だと思いました(>_<)


もらった

そんな絶体絶命のピンチの瞬間に、あることを思い出しました!

踏切のバーの内側に「車が閉じ込められた場合は、バーを押し出して下さい」と書いてあるサインが付けられていることです。

僕は、自転車の加速して勢いを利用して、そのままバーを押し出すことにしました!

我ながら、瞬時に沢山の情報処理を上手くしたと思います♪

僕は「もらった」と思いました。しかし、結果は皆さんのご想像の通りだと思います(笑)

僕の中では、自転車の勢いに押されて踏切のバーは大きく開き、一気に走り抜けるイメージでした!

しかし、完全に弱そうに見えるあのバーは戻る力が非常に強く、押し出した力は瞬時に跳ね返って来ました…


ノーガード

僕は「やばい、このパターンは!」と思いました。しかし、片手は自転車のハンドル、反対の手は傘を持っていたことで完全に反応が送れました(>_<)

今回もノーガードで顔面にもらいました。

鼻と口の辺りに踏切のカウンターをもらった僕は、顔面から流血していました。しかし、幸いなことに、大事には至りませんでした。

何よりも、踏切の外には出られいて、踏切の方も無傷だったので、人様に迷惑をかけずに済みました…


教訓

ちなみに、皆さんはこの失敗談は内容的に「小学生」ぐらいの頃の、愚かな過ちをイメージされているかもしれません。

でも、実際は27、8歳の時の話です。もう完全に大人です!(笑)

いや、お恥ずかしい限りです…

こんなに学習能力がない僕が、これらの経験から学んだ教訓があります。

二度あることは三度ある

同じような危険は、また起こる可能性が高いです。大切なのは、失敗からきちんと学び、何度も同じ過ちを繰り返さないようにすることです(^_^;)

また、これらの失敗に共通していることは「油断した時に、失敗している」ということです!

上手くいくと感じて「もらった」と思った時に、毎回ノーガードで顔面に「もらって」います…

皆さんも、何事も最後まで気を抜かないように、お気を付け下さい。(笑)


次回に続く

今回は、久しぶり長めの文章になりました。皆さんが、最後のオチまで読んで頂けていると嬉しいです(笑)

残り2回は、幼き頃のライバルとの話になります。

どうぞ、お見逃しなく^^

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