テストは、点数に固執するな！　前編

テストには、合否や点数が存在します。

そして、「テストにおいては、合否や点数が全て」と思っている人も多いようです。

海外への移住や仕事の昇進など、ある「目的」のためにテストを受けている場合は、それで良いと思います(^_^)

しかし、テストの「役割」はそれだけではありません！

このテーマでは、私自身の英語学習の経験をもとに、テストの様々な「役割」をお伝えしていきます。

実績より成長

初めに、これからするお話の根底となる考え方をお伝えします！

実績より成長

ここでの「実績」とは、合否や点数のことです。

テストを受けるとなると、「実績」ばかり考えてしまう人は多いですが、それよりも「成長」を大切にする考え方もある、ということです！

テスト＝実績が全て、ではありません＾＾

英検1級

私は英検1級の学習をしたことがあります。

でも、英検1級を持っているわけではありません。というか、受けてすらいません。(笑)

多くの人は、資格を取るために資格試験の対策をします。つまり、合格するという「実績」のために学びます。

そして、合格すれば成功、不合格なら失敗、というふうに考えます…

私は全く違う考え方をしていました。

私が英語を学ぶのは、英語がもっと出来るようになりたいからです！テストで合格したり良い点数を取るなどの「実績」をつくることではありません。

目的は、英語力の向上という「成長」です。成長できれば成功、成長できなければ失敗、という考えをしていました(^_^)

目的と手段

英語学習に限らず、目的と手段を見失わない、ということは簡単ではありません！

私と同じように、「英語がもっと出来るようになりたい」と思って英語を学んでいる人は多いと思います。

目的→英語力の向上
手段→英検やTOEICなどの資格試験

そういう人たちにとっては、英検やTOEICは「手段」でしかありません。つまり、合否や点数はおまけです。(笑)

それよりも大切なのは、学びの過程で英語の知識が増えたり、英語をより上手く使えるようになることです＾＾

しかし、合否や点数などのわかりやすい「結果」があると、つい本来の「目的」を見失ってしまいがちです。

その結果、学びの過程を楽しんだり、自分の成長を喜んだりすることを忘れてしまう人を多く見てきました(^_^;)

英検の学習

私が英検の学習をしたのには、明確な理由があります！

英語力が伸びるから

私は英検の学習をする以前、TOEICの学習をしていました。結果は、ベストスコアが915で「自分にしては頑張った」と思っています。

しかし、一方で「TOEICで915点を取っても、こんなにわからない英語があるのか…」と思いました(>_<)

その理由は、自分でもわかっていました。

TOEICは、ビジネスの限られた話題だけだから

TOEICで915点を取ると、TOEICのおおよその内容はわかるようになってきます。

であれば、おおよその内容すらわからないことを学んだ方が、理解や表現が出来る話題が増えると思いました！

わかること、わからないこと

案の定、英検1級ではわからない英語だらけでした。

しかし、私はそれを良いこととして捉えていました(^_^)

わかること＝成長があまりない
わからないこと＝「成長のかけら」

私がTOEICを学んだら、英検1級よりも出来ることが多いので、その分の満足感を得られるかもしれません。

しかし、これは言いかえると、新しい学びが少なく成長しづらいということです(^_^;)

英検1級では、わからないことだらけです。これは言いかえると、成長の糧になる「成長のかけら」がすぐに見つかるということです！

そして、英語力の向上という「目的」がぶれなければ、出来ないことが多い…と落ち込むことはありません。

むしろ、喜んで新しいことを学ぶことが出来ます♪

資格試験は成長の道具

このように、資格試験を通して「成長のかけら」を見つけることで、資格試験は成長の道具にすることが出来ます＾＾

そして、資格試験の何より便利なところは、テーマが決まっているということです。

TOEIC→ビジネス
TOEFL→アカデミック
国連英検→世界の時事
観光英語検定→旅行・観光分野

学校の授業が教科ごとにわかれているように、英語の中でもテーマ毎に体系的に学んだ方が効果的です！

「資格試験を作っている人たちが、自分が詳しくなりたい分野の大事な所を、自分のために上手くまとめてくれている」と考えています(笑)

こう考えると、合否や点数は二の次になります。そして、英語を楽しく学んだり、自分の成長に集中することが出来ます(^_^)

次回に続く

今回は、テストの中でも資格試験にフォーカスした話をしました。

それなりに長めの記事になってしまったので、続きはまた書きます！良かったら、また読んでください＾＾

次回

学校の定期テストとの向き合い方