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パニック障害

子供のころはADHD、五十でパニック障害。これはきつかったです。車の運転中に発祥すると、とにかく、運転を放り出して休みたい。歩道側の車線に移動して停車したいという衝動が生じます。高速の小仏トンネルではとにかくはやくに外に出て運転をやめたいという衝動にかられます。
通勤電車では、人前で下呂と下痢を漏らしそうだと、パニックになります。電車の連結部分で漏らしとしまおうかとあせります。次の駅で下車してトイレに駆け込みます。会議中でもトイレに逃げ込みたくなります。冷や汗たらたら、そっと席をたってトイレに逃げ込みます。

いてもたってもいられない恐怖感。最初は理髪店の座席でした。前の鏡をみるともなくみていたら、吐き気が込み上げてきました。洗髪用の流しに下呂はきそうな、気持ち悪さです。めまいのようなものは感じませんでした。ここでうんこもらして嘔吐もしそうだという恐怖感。パニック障害だとわかるまで二年かかりました。耳鼻咽喉科、泌尿器科、精神病科、内科、更年期障害科などにいきました。その間、通勤がきつくて、会社をやめようか、食べていけないか、電車内でのパニックの発作に打ちのめされていました。
その間に介護をしていた弟がなくなり、葬儀によんできた母の面倒をみ、十年間人のための料理をつくって世話してきました。天涯孤独になったので、会社の近くにひっこし、通勤のパニックはなくなりました。

このころ聖路加でパニックしょうがいだと診断され、パキシルを飲むようになり、落ち着きました。パニック障害のパニックは数分なのですが、冷や汗が垂れるほど怖かったです。車の運転もやめました。それ以降運転免許はゴールドです。

パニック障害のみなさん、薬は効果があります。外出はこわくても、身近なところから散歩でも始めてみては?

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