ハロウィンってどんな行事?~ハロウィンとお接待~
10月31日はハロウィン🎃
街中がすっかりハロウィンの飾りで彩られ、賑やかになってきました。
さて、今月はハロウィンの絵本特集を予定していますが、その前にハロウィンについてお話したいと思います。
ハロウィンってどんな行事?
日本におけるハロウィンの歴史
ハロウィンっていつ頃日本に定着したのでしょうか?
私が子どもの頃は、今ほど盛り上がっていなかったような…🤔
日本におけるハロウィンの歴史について、こんな記事がありました。
記事によると、1970~1980年代にキデイランドがハロウィン商品の取り扱いやパレードを開始。
広く知られるようになったのは、1997年から東京ディズニーランドが、2002年からUSJがハロウィンイベントを開催したことによるそう。
お菓子メーカーの商戦やSNSの普及なども、ハロウィンの定着に拍車をかけたようですね。
お接待って?ハロウィンに似てるの?
ところで、お接待という行事を知っていますか?
ご存じないですよね。だって、私の出身地・大分県の行事なのですから。(田舎って言わないでー😂)
子どもの頃、父の田舎に帰るとお接待という行事があり、その時期には子ども達がお菓子を貰いに民家を回っていました。
上記によると、お接待とは、弘法大師空海への信仰より生まれ、四国のお遍路さんへ食べ物やわらじなどを与えて労う風習だったそうです。
それがなぜか私の幼少期には、子ども達がお菓子を貰って回る行事に形を変えていました。まさに和製ハロウィン!
(もしかすると、大人の間では、寺社への参拝者に食べ物を振る舞う風習が続いていたのかもしれません)
大学時代、県外の友人に「ハロウィンってお接待みたいだよね」って話したら「何それ?」って返ってきて。その時はじめて、お接待が一般的な行事ではないとを知りました。
地元を出ると「これってうちの地域特有なの!?」って気づくことありますよね?
他にも県外に出てはじめて知ったことがたくさんあります。
たとえば、アイス「ブラックモンブラン」は九州限定だということ(関西には「センタンチョコバリ」という類似品がある)、
絆創膏の呼び方は地方によってかなり違いが出るということ(九州では「リバテープ」呼びが多い気がする)などなど。
あれれ?話が脱線してしまいました😂
ハロウィンとはそもそも、古代アイルランドにおいて死者の霊が家族の元へ帰る日。
元々は日本でいうお盆のような行事であり、今ではお接待の要素も感じられます。
そして、かぼちゃモチーフ、おばけ、お菓子、仮装…など大人も子どももワクワクする魅力が満載!
日本でハロウィンが盛り上がるのも納得ですね。
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次回はハロウィンの絵本特集をしたいと思います。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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