「任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代」「任天堂“驚き”を生む方程式」 - 感想・引用
今回の記事は、任天堂に関する2冊の本です。
この記事では、本の要約をするのではなく、輪読会を行うにあたり、私が読んだ感想や本からの学び、一部引用を紹介するものです。輪読会用のメモなので、一般的な記事のようにきちんと整理されているわけではないのでご了承ください。
感想
どちらの本も、非常に面白い本だった。任天堂の魂を感じられる。
これまで花札から始まった会社だったというのは知っていたが、レーザー銃やゲームウォッチなどは知らなかった。
2冊とも面白いが、個人的には横井の「枯れた技術の水平思考」やゲームは技術競争ではなく、インタラクションを大事にする点などが特に良いと思った。
ニンテンドー64を開発したのは、第二開発部の方だったが、横井が任天堂に与えた影響や文化を作ったという点は貢献度が素晴らしい。
横井さんの面白いアイデアを考え抜くという点がすごいと感心した。
光線銃の例。
横井のもの作りで特徴なのは、必ずそれを使ってイタズラをするということという点にKazukiさんとの共通点を感じた。
常に技術的にはトップではないけど勝っているという点
この点をみると、技術競争に勝てば、ユーザーがついてくるというのは、必ず正解ではないということがよくわかる。
常にリソースが足りていないから勝負できないというのは、言い訳だと戒める必要がある。
その上で、どうやって勝つか・道を見つけるかというのが大事。
チームが小さい
人が少ないというのは良い。DSとかWiiが売れても、全然社員を増やさなかった。
山内さん
眼力がすごい人だなと思った。写真を見てもそう思った。
苦労をたくさんしてきた人だから、直感力がすごいのか?先天的なのか後天的なのか。
ヒットするかどうかという点や人間を見抜く力がすごい。
DSの2画面や宮田さんなどの採用なども神がかっている。
本の中でも、カリスマと書かれていたが、それを体現するような人だと思った。
ソフトの会社だというのが面白い。
岩田さん
山内さんとは違って、直感というよりかは論理的に考える人。
ゲーマーであり、自分でたくさんゲームをし、かつ、ソフトの面も持っている人。
経験的にダメだとされていることでも、データやインサイトがあれば、それを実行できるというのはすごいことだと思う。
岩田さんのお父さんも市長をやってたりと、家系が良いのだなと思った。
ゲーム人口拡大戦略・クリエイター人口拡大戦略など、素晴らしい。
Wiiの発明は本当にすごいと思う。
引用
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