現代語訳 論語と算盤 - 感想・引用
今回の記事は、日本実業界の父と呼ばれた渋沢栄一が生涯を通じて貫いた経営哲学に関する本です。
この記事では、本の要約をするのではなく、輪読会を行うにあたり、私が読んだ感想や本からの学び、一部引用を紹介するものです。輪読会用のメモなので、一般的な記事のようにきちんと整理されているわけではないのでご了承ください。
感想
改めて読み直してみると、生き方や精神修養の面など、学ぶことが非常に多かった。
第五水準のリーダーが書かれている。
論語をもう一度読み直さないといけないなと思った。
線を引いたところ、Noteを残したところは、前回とほとんど同じだが、深く理解できているのではないかと思った。
前にこの回で確かKohei君が聞いていたが、志をどうやって立てるかというのが先のことを考える上でキーだなと思った。
また、論語の引用ももちろん多いが、家康の行動や考え方をすごく強く反映していると気づいた。
競争のところ、悪い競争と良い競争の話がやはり引っかかるなと。自分が良い競争をしていても、相手が悪い競争をしていたらなど。
志が間違っていても、表面が良い人を助ける、心が大きい。
道徳の教え方、今は誰が教えているの?学校がそれを担当する場所になって、道徳教育に採点みたいなのを採用しているが、これはおかしいと思う。
お金に関する良識ももっと広まっていて欲しい。
引用
同じ解釈。根本的なものは変わらないと思う。根本的な物事をどのように実行していくかということが変わるだけだと思う。
冒頭にあった、論理の解釈力が上がって道徳を維持できるという点も賛成はできない。どれだけ人間の知能が上がったとしても、論理は欲望や喜怒哀楽などの感情の力に勝てないし、どちらがベースに近い観念なのかを理解する必要がある。
こうして考えてみると、論語などの心を鍛えるみたいな、論理より深いところから人間を教育していくというのはとても理にかなっていると思う。
これが一番響いた。
この考えは非常に大事。人を治めるからだけでなく、地球に生かされているから、食べ物や環境を大事にするというのも付け加えたい。
こうありたいなと思った。NHKの会長が、「そしてそれをあげましょう」と言っていたのを思い出した。
疑問
適材適所というのはどう判断すべきものか?
上の人が適正をみるのが合理的な判断だと思うが、自分の権勢のために自分を採用している人はどう対処する?
大きな志の立て方とは?前にKohei君が言っていたことでもある。
良い競争はそうだが、相手が悪い競争の時は?自分がそれにどうしても勝たないと負けてしまう場合などについて。
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