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3年が経ちました

 我が家では長女であったムスメッ子が虹になり、昨日で丸3年となった。自分にとっては初めてのペットであり、それ以上に「家族」だった。こうやって書いているだけでも涙腺が緩むほど愛してやまない存在だった。仕事から帰宅すると、旦那氏にただいまを告げると次に出てくるのは、「ムスメッ子はどこ?」と毎日のように確認していた。

 寂しいからお骨は手放せず棚を作って、大きな写真と共に寝室に飾って(?)いる。旦那氏は毎日水を換えたり、時にはカリカリを備えたりして、夜には2人だけの時間のように合掌しているのも知っている。

 自分にはできない。毎日合掌する程「別れ」を受け入れきれていないと思う。3年が経つのに、新しい子達がいるのに。それでも喪失感は拭えない。夜に地震が来たらまずはお骨を守ろうとか、落ち込んでいる時に会いたいと思うとか、全然子離れできない親のようになってしまっている。

 昨日は帰宅後に久しぶりに面と向き合って合掌した。勝手にグズグズしているのも含めて、見守ってくれていると信じている。

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