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【第12回】 ノーコードと起業家の親和性

こんにちは keiです。

私ノーコードのアプリ開発は得意で、50~100万円規模で開発してきました。社内に得意な人がいなかったため、どんなアプリでも一人で作るといったスタンスで行っていました。

今回はそんな事業立ち上げの企業にいたから、ノーコードでアプリ開発してきたからこそお伝えできる、ノーコードの魅力をお伝えしていこうと思います。

1. ノーコードの強み

ノーコードとは、コーディング(プログラミング)せずに、アプリやサイトを開発できるという認識でいいです。
ECサイトならshopifyやBASE、サイトならWordPress,STUDIO、アプリならbubbleやGlideが有名なノーコードツールと言えます。WordPressは拡張性も高く、コーディングする企業が多いイメージですが、ノーコードでも十分なサイトを制作できます。

ノーコードの強みなんといっても、習得力の速さです。本来のプログラミング学習が大幅カットできるため、早く作りたいという人にはうってつけです。またノーコード技術の発展から、そこまで見劣りしないサイトやアプリも開発可能であるため、小規模、スタートアップの事業であればノーコードでも十分と言えます。

2. ノーコードのスピード感

ノーコードの学習期間、開発期間がイメージできない人のために、Twitterのクローンバージョンを開発した場合を例にあげます。

Twitterのクローンであれば、バックエンド(データベースの管理など)がノーコードでいじれるbubbleが使いやすいと思います。

プログラミング言語のRailsで開発するとなると、1ヶ月半の学習と、1ヶ月の開発期間が最低でも必要です。(あくまで最低の品質になると思われます。)
一方、bubbleで開発するならば、学習2週間、開発2週間でできます。これは経験則ですが、初学者でも1ヶ月あればTwitterのクローンは開発できます。機能としては、いいねやフォロー、DM、ツイートなど基本的な仕様になりますが、十分な機能と言えます。

注意点としては、bubbleでは元から、いいねやフォローなど用意されているわけではありません。機能とデザインを組み合わせれば開発できますが、その組み合わせ方はきっちり学ぶ必要があります。

3. 起業家の特性

起業家の特性を改めて考えてみると、以下の通りかと思います。

①何かしたいことがある、情熱がある
②早く実現したい
③何かを成長したい、解決したい
④1人で取り組む
⑤事業資金は100万円あれば十分

といった感じではないでしょうか。起業すると決意してから、学習する人は少なく、起業する前に準備する人が多いのではないでしょうか。

この性格属性を見る限り、「早さ」「手軽さ」「安さ」という3大欲求のようなものが導き出せます。(あくまでも例であり、事業立ち上げしてきた顧客に多い属性をあげています。)

追求しすぎれば、もちろん簡単に事業失敗しますが、お金をかけないこと、スピード感を重視することは起業するには大切な思考法です。

ここで相性の良いスキルがノーコードです。サービス、サイト、ECサイトが自分1人で素早く開発できるため、スピード感、お金をかけないのベースを満たしています。もちろん、サイトやアプリは手段であり、中身ではありませんが、拡散するには相応しい手段です。またSNSは無料で使えるため、SNS×サイトといった、既存事業者のようなアクションは誰でも起こせる時代になっています。

4. ノーコードを起業家が扱えると...

Webサービスな起業であれば、スタートアップにはもってこいです。顧客にとって重要なのはコードではありません。サービスの中身です。そのため、プログラミングを1から学習して半年、1年かけるくらいならば、自分の得意分野を伸ばしつつノーコードで簡単なサービスを作ってみることがおすすめです。

プログラミング学習の期間が、サービス品質向上に当てられると考えると、少しはノーコードも馬鹿にできないのではないでしょうか。

5. 最後に

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ノーコードはあくまで手段。そして習得する目的も明確でないと使いこなせません。それを踏まえて、事業を伸ばしたい、Webサービスを提供したいのであれば、ノーコードへの理解は必要不可欠です。最終的に外注、プログラミング学習するという選択でも、起業するのであれば1つの知見として持っておきましょう。


私はプロトタイプでアプリを開発を通じて、事業立ち上げ支援するというプロトタイプ開発支援という事業を立ち上げています。

CtoCのプラットフォームから、クラウドファンディングサイト、オークションサイトなど面白いアプリ、サイトを開発してきました。Webサービスを立ち上げたいが開発に困っている、コストやリスクを抑えて開発したいという要望あればご連絡ください。詳しい内容は以下のページに書いています。

ここまでのご愛読ありがとうございました。ではまた

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