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【第10回】 就活生必見!ソフトスキルとハードスキル、あなたはどっちを欲していますか?

keiです。今まで50件超の新規事業の立ち上げに関して、事業戦略、Web制作、アプリ開発、広告運用といった形で支援してきました。スペシャリストではないですが、ゼネラリスト寄りな意見で聞いていただければと思います。

今回のテーマは「スキル」。特に「大学3年生がエントリーシートを書き始めた」みたいな話をチョコチョコ耳にするようになりました。少しは社会人経験があるため、相談に乗ることもあるのですが、みんな悩んでばかりですね。そこで、就活生、新卒向けコンテンツとして執筆していきます。

余談ですが、今日で10回目の投稿です✨昨日は0時に投稿してしまったため、連続記録途絶えたのですが一応毎日投稿続いています。最近「スキ」減ったので、今のうちに「スキ」押しておいてください。

1. ソフトスキルとは、ハードスキルとは?

ソフトスキルとは、コミュニケーション能力、リーダーシップ、会話力といった対人スキルを指します。社会人になれば、組織の理解、上司、取引先、同僚など多くの人と関わるため、ソフトスキルは必然的に必要なスキルになります。

ハードスキルとは、資格、言語、プログラミングといった専門的スキルを指します。簿記、会計資格が必要、英語、プログラミング能力が必要と、企業や部署ごとに異なりますが専門的知識、技術が必要とされます。

ソフトスキルは勉強をしなくても、学校、部活、バイト経験で多少なり兼ね備えている人はいるかもしれません。ハードスキルは、学校で習う以外に、自己学習、経験が少なからず必要になります。

2. 就活に立ちはだかる壁は何なのか

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大学生はよく嘆いています。「自分って何してきたんやろう」と。

おそらく、企業に必要とされる、求められる人間でないと自己判断していると思われます。さらに深堀りすると、他の就活生との競争に勝てるほどスキルがない、企業が求めるスキルがない、と言ったようでしょうか。

上記のように嘆く人に言いたいのは、
「当たり前な話。でも気づけていること自体、優秀だと思います。」

当たり前な話。といって切り捨てているわけではありません。スキルで嘆くのは当たり前かなと思います。

今までの学生生活は、一般的な学生ならば、スキルは身についていません。商業学校、グローバル学校、専門学校という特別な学校ではなく、総合大学、普通科の高校を出ているのならば98%くらいはスキルがないと思います。

ここでいうスキルは、企業が求めているスキルです。

そもそも、学生がおもうスキルと企業が求めているスキルには齟齬があります。

学生がおもうスキル=ハードスキル
企業が求めているすきる=ソフトスキル、ハードスキルへの取り組み方

です。

一つずつ見ていきましょう。学生が思うスキルとはハードスキルです。資格が必要、言語が必要と焦っている様子を見てきました。

企業が求めているスキルの1つは、ソフトスキルです。この人はどのような対人関係を築き、コミュニケーションが取れるのかといったスキルです。もう1つがハードスキルへの取り組み方です。資格や言語を取得するためにどういう行動をしてきたかという姿勢を見ています。これもソフトスキルに包括されるといって過言ではないでしょう。

なぜ企業が姿勢を見ているのでしょうか?それは、そもそもハードスキルは期待していない、ということに尽きると思います。企業で10年、20年働きあげてきたプロが企業には存在します。そのようなプロ集団に入って、ハードスキルで即戦力になれると思いますか?先ほど挙げた98%がなれません。(2%はごく稀にいる変人と思ってください。)

それよりも、組織に参画し貢献できるか、チーム行動できるか、どういった成長を見せてくれるかという未来を見据えて企業は採用しています

上記を踏まえると、確かにハードスキルだけ求めていても仕方ないと思いませんか?そしてハードスキルに悩まされすぎても、大して変わらないのではと思いませんか?

長くなりましたが、次に「気づいている時点で優秀だ」という点です。
現時点で、スキルがないことに気づければ優秀です。つまりこれからの行動次第でいろいろと出来てしまいます。企業はあなたの行動や姿勢を見てきます。そのハードスキルを手に入れるためにどのような活動をしてきましたか?どうやって乗り越えていきますか?と面接で問われた時に、胸を貼って答えられる人生を過ごしてください。

逆にいつまでも気づけない人というのもいます。TOEICさえあれば大丈夫。資格さえあれば大丈夫。という人には危険があります。それは企業に入ってから成長してくれない、チーム行動できない、仕事への熱意がない。という入って萎むタイプになりかねません。そして人事はそれらを全て、把握しています。

簡単な例をあげます。

学生「TOEIC800点取りました。」
人事「良いですね。なぜTOEIC取ったのですか?」
学生「海外で働いてみたく、とりあえず勉強しました。」
人事「英語は話せますか」
学生「リスニングは得意です。」
人事「では海外の人を雇用した方が良くないですか?」
学生「...」

良く聞くケースですね。勉強はできても、企業には別にいらないかなというタイプの一例です。よほど言語能力を求めている企業は別ですが、何千人も受ける面接ではアピールになりえません。

大切なのは、なぜ英語を取ったのか。それがあることで企業、人生にどう活用するのかという点です。出まかせを言っても人事は見抜けるのではないかと思います。(人事は基本、特殊能力持っているため見破ってきます。)

本当に海外で活躍したいのか、企業を本気でどうすれば成長させられるのか、現時点で思考しているところを評価してくれます。TOEICの50点、100点は誤差と思っておきましょう。

3. 具体的に何をすれば良いのか?

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現時点で分からなければインターンに行ってください。そして現場で求められているスキルと、空気感を肌で感じましょう。おそらく求められているスキルはこれ!とわかるはずです。

つまり、経験を積むことです。

経験は何者にも変えられません。そして経験でハードスキルを得るのではなく、ソフトスキルと、ハードスキルをへの取り組み方を学んできてください。企業にはこうゆう人材が求められている、この能力を得るために、今後の人生を豊かにするためにはこのハードスキルへ取り組めば良い、と結論づければGoodです。

インターンに行ってくださいと言いましたが、1日インターンに行ってもほぼ意味ありません。しかも今年は大規模な説明会は開ないため、Zoomでの開催だと思いますが、なおさら意味はありません。企業もおそらくインターンではなく会社説明会と認識しているはずです。

では、何をすればいいのか。選択肢は3つです。

①1週間以上の滞在インターンに行く
②入りたい企業の社員を捕まえる
③気になる中小企業に乗り込む

です。順に説明します。

①1週間以上の滞在インターンに行く

1週間もあればなんとなく空気感が掴めます。社員の表情から働き方、仕事への熱意など、それらを踏まえて自分に足りないもの、身に付けた方が良さそうなものが導き出せます。

②入りたい企業の社員を捕まえる

私なら、入りたい企業があれば、TwitterのDMでアポ取りします。

「私、〇〇大学のkeiと言います。就職活動の時期になり、〇〇会社がとても気になっています。ここなら今後の人生を豊かにしてくれるのでは、自分がいればこのように貢献できるのではないかと考えています。そしてこの度、実際に働く人のお話聞きたいと思いご連絡差し上げました。突然のご連絡になり大変失礼かとは思いますが、一度お話できないでしょうか。休日カフェにいるとかであれば、出向きますし、少し開いた時間でZoomとか出来ないでしょうか?」

とアプローチします。そして本当に気になってくれている、成長したいが伝わって来ればOKしてくれるはずです。(人事に直接は狙いすぎなので避けましょう。自分が入りたい部署がベストです。)

アポを取ればあとは、聞きたいこと聞いていきましょう。会社説明会ではないので、世間体気にせず回答してくれるはずです。その中で、自身が身に付けておくべきスキル、取り組み方を1つでも学べれば、十分な成果です。

③気になる中小企業に乗り込む

インターンはすべての企業が出しているわけではありません。特に中小企業は開いていないところの方が多いと思われます。理由としては、社員が足りない以外に、インターンの重要性をあまり理解していない、世間体を気にしなくて良いためでしょう。しかし出していないからといって、インターンお断りなわけではありません。意外と熱意を込めてお願いする、直接行って直談判してみるとOKくれたりします。中小企業はオーナー経営であることが多いため、社長がOKだせがOKになります。一度気になる、成長できるという企業にアプローチしてみてください。

4. 最後に

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面接の話はどこいってん!?と言われそうですが、面接の話になるとテクニックのような話になりそうなので割愛します。今回お話ししたかったのは、スキルと就活という話です。まとめると企業が求めているスキルは、ソフトスキルと、ハードスキルへの取り組みかたです。

焦る必要はまだありません。やるべきことが目の前に見えていると思うので、愚直に行動してみるべきです。行動ですよ?思考ではありません。

大切なのは経験というのもお話しました。外側だけでなく内側からも知っていきましょう。

相談したいことがあれば、是非連絡ください。
人事経験とかはないので、あくまでも相談だけです。
MAIL:kei.mitani@apprequ.jp

ご愛読ありがとうございました。




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