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【#9/214】 職人技

214日日記は、任期終了までの間の他愛無い日記です。

テニス仲間の方の田植えの手伝いに行ってました。
手伝いといっても、苗が入っていたトレー洗ったり、肥料運んだりしただけなんだけども。

田植え=手で植えるってイメージがあったけどそんなことはなく、日高村でも自分が知っている範囲ではどこも田植え機でしている。
ただ、この田植え機もでやるのも意外と難しいらしい。機械を真っ直ぐ運転するだけでは?と思ったが、その真っ直ぐ動かすのが大変なんだと。と言うのも、田植え前の準備で田んぼを整地するが、均一にするのが難しく、どうしても土の高さに若干のバラつきが出たり、塊が残ってしまうとのこと。なので、田植えの時にその影響で真っ直ぐ植えるのが大変なんだと。

けれど、今回田植えをしていた方(手伝いに行った方の友人)は本職らしく、植えられた苗を見ると、真っ直ぐ綺麗に植わって綺麗なこと。若干のズレはあるが、それでもだ。
何より凄いと思ったのが、
・田んぼの際まで植わっていること
・継ぎ目が分かりにくい位に間隔がほぼ均等なこと

付近の田んぼと見比べたが、際まで植わっているのは殆ど見当たらなかった。
継ぎ目に関しても、田植え機に設置した苗同士の間隔は同じだが、それを折り返し植えていく訳でその折り返しの際にどうしても継ぎ目ができてしまう。その継ぎ目がどこなのか分かりにくいのだから、凄いなと。


稲が育って、刈ってしまえば分からないし、真っ直ぐだろうでそうでなかろうが一緒って考えもあるだろう。それでも人の心を動かし、心に残る「技」と言えるのがあるのはかっこいいなと。例えそれが田植えだとしても。

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