10時前朝の体操は、誰でも続けられる神番組

継続しているこれといった運動はないのだけれど、朝10時前にNHK総合で放送されている5分間の体操だけは、わりと続いています。人には「高齢者の体操じゃない～(楽すぎる)」と笑われましたが。年齢的にはもう高齢者の域、というのは置いといて。私にとっては、すごーくいい。全国民的に有難い番組と思う。
ほんとに気軽にやれる。跳躍がないのもポイント高し。我が家は集合住宅なので、階下への音が気になるのです。
汗はかかず、体がほぐれる程度。だから、気負いゼロ。母や友人知人にもオススメしています。運動習慣がない人には、ちょうどいい塩梅なのです。
普段からばりばり運動している人には、きっとかなり物足りないですが。
同年代で元バレー部だった友人は、週に2回バレーを続けている。彼女は、やはりNHKのラジオ体操のほうをよくやっていて、「ラジオ体操は日本の宝だと思ってる」。
こういうもともと、スポーツ大好き…毎週テニスやってるとか登山が趣味とか諸々…って人って羨ましい。年をとればとるほどにお得な性分だなあって思います。どんなことやるにも体が資本だから。そして、心にも大きなプラスの影響を与えている。
健康って失くして初めてそのかけがえのなさに気付くもの。頭でわかっていても、自分の身におこらないとその辛さがまったく実感できない。
自分の意志通りに体が動くって凄い。そして、動かし続けてないと簡単に鈍る。
今の80代は働き者が多く、結果的に、それが人生すべてに活気をもたらしているんだなと感じます。母も伯母も早朝から畑仕事…足腰が痛いと言いながらでも、動き続けている。じっとしてるのが苦痛なよう。そういう年配の方、よくいる。
人間は、たとえ、体の一部が動かなくなっても寝たきりになっても、残された動く部分を積極的に動かさないと機能が低下してしまいます。自分の力であるいは人のマッサージの手を借りてでも、やらないと悪くなる一方。
私は、ジムやヨガに通っていたこともあるし、若い頃は、定期的にテニスやエクササイズの教室にも…だけど、心のどこかに面倒くささがあると続かない。好きで運動してる人は、無理してでも時間をつくっているものです。
読書も映画を観るのもこうして文を書くのも、健康体でないと不可能なこと。それらをやるとき体に負担を感じない状態でいたい。そのために、ＮＨＫの簡単朝の体操を続け、私なりにこまめに動くことを心がけています。