見出し画像

麦藁帽子が好きです

そろそろ麦藁帽子の季節は終わり…そういえば、今年、麦藁帽子の人をほとんど見なかった。夏の定番物と思ってた。帽子自体が流行らないアイチムになっているのかな。髪型が崩れるのも敬遠される理由かも。
麦藁帽子は、直射日光を避けてくれるし、風通しがよく頭髪が汗で濡れるのを布製よりは大分防いでくれるし…素晴らしく実用性がある。加えてファッションとしても、大好き。夏の日射しにとてもよく合う。
私は帽子好きなほうなので、世の帽子事情に目がいく。秋冬はシンプルなニット帽、夏は麦藁帽子を愛用してます。
冬に帽子かぶっていると、体感する暖かさがまったく違う。冬のニット帽は、年代問わず、かぶっている人がわりといるけれど。
麦藁帽子を、農作業じゃなく街中でかぶる人は…ほんといないね。
麦藁帽子と言えば、むかーし、松崎とおるの「黄色い麦藁帽子の女の子~」というCMソングがありましたが、今や10代はもちろん子供でさえ、めったにかぶる姿を見かけなくなってしまった。藁自体高級品になったのが原因?
私が使っているのは、値段から考えて本物の“藁”ではないはず。藁っぽいけど、昔と違いかなり柔らかい。折りたたんで鞄にしまえるのを使っています。安いからこそ、くしゃくしゃと乱暴に扱っても気にならない。ひと夏、使い倒す気でいます。
あまりに麦藁帽子かぶっている人を見かけないので、先日カフェで、年配の男性がかんかん帽をかぶっているのを発見しただけで、嬉しくなってしまった。
夏は日傘がいい!というのが、ここ数年定説になっていて、私も、人通りが少ない道路を長時間歩くときなどは、(麦藁帽子に加えて)日傘をさすけれど。
やはり、荷物になるし手がふさがるのが難点です。いくら、熱中症対策のための必需品と言われようと。人通りが多い場所の日傘は、人にあたりそうで気になってしまうし。その点、やはり、麦藁帽子はいいのです。もうしばらく、暑い間は使うつもり。たぶん来年も再来年も。私には、頭に強い日差しは浴びちゃいけないという、強い意識が浸みこんでいると思う。
子どもの頃、何度か熱射病で木陰で横になっていた記憶がある。1キロ弱の田んぼ道を小学校から歩いて帰り、ダウンして座敷で寝転がったり。
麦藁帽子にはどこか郷愁も誘われる。真夏のきらきら眩しい光と麦藁帽子。
麦藁帽子のザ・夏の雰囲気、とても好きなのです。


この記事が参加している募集

#夏の思い出

26,274件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?