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ドラマ「チャンネルはそのまま!」再度観始めて…最高に楽しくて癒される!

TV放送されていたときに観て、はまってしまったドラマ「チャンネルはそのまま!」。現在NETFLIXで観られるので、久々に1話を観て…あーやっぱりいい!すごくいい!おもしろいドラマや映画は巷にたくさんあれど、他のドラマにはあまりない、突出した魅力がある。
しいて言えば…「カメラを止めるな!」に近い高揚感。それは、出演者もスタッフもすごく制作を楽しんでいて、そのお祭り的ムードが視聴者にもびんびん伝わってくるってこと。
この作品は、HTB北海道テレビの開局50周年ドラマとして制作されたドラマです。原作は、札幌在住の漫画家佐々木倫子さん。私はもともとこの原作漫画も大好き。佐々木さんが描く作品は、他に「動物のお医者さん」「おたんこナース」が有名で、どれも笑えて気持ちほっこりしてきます。
「チャンネルはそのまま!」は、北海道の架空ローカル放送局が舞台なので、HTBで働く人みんなノリノリだったろうな~と想像でき、私まで楽しくなってしまう。
お話の主人公は、“バカ枠”で入社した雪丸花子です。芳根京子さんが演じていますが、すごいアタリ役。滅茶苦茶チャーミング。この愛さずにはいられない主人公を、茶目っ気たっぷりに演じています。
加えてドラマでは、放送局の舞台裏がよくわかり興味津々です。初めてアナウンサーの声が放送にのることを“初鳴き”って言うんだーとかのウンチクも随所にあり楽しい。私たちはアナウンサーしか画面で観られないけど、たくさんの人がその裏では働いている。記者やスタッフや技術や…。記事ができてから大急ぎでテロップ作る技術者がいたり…そりゃそうだよね…とにかく、あらゆる分野の人たちが、それぞれに自分が持てる力を出し合い、運営されているのがテレビ局。
毎回のエンディングもとてもよいです。音楽と共に、テレビ局の内部をカメラが移動していき、そこにいる人々が表情豊かに映されていく。スタジオ、廊下、部屋…こんなに、多くの人が働いているんだ…。多様な人々の力が結集したのがテレビ局の組織、そしてその力が発揮されて大きなムーブメントを創っていく。
全編コメディタッチで、湿っぽいところなし。恋愛要素は皆無。老若男女、全方位的にウケるキャラとストーリーで、家族団欒にもぴったりです。大泉洋さん、安田顕さんももちろん出演していて、とにかくHAPPYな気持ちになれる!
観てない人は、1話だけでもぜひお試し視聴をお勧めします。

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