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国宝の力
「国宝」とかけまして、
「子供」と解きます。
その心は、守るべきものです。
#真面目
有給休暇を取って、国宝「源氏物語絵巻」展を観に行きました。
教科書などで見たことのあるあれです。
地方に住んでいると、本物と出会う機会が極端に少ないです。
その国宝を間近で見られるなんて。
ドキドキが止まりません。
もう立ちすくんでしまいました。
ただ絵の美しさだけでなく、絵巻としての装丁の美しさ、字の美しさ、ここまで完璧に揃えられるともう絶句です。
これが今から何百年も前に作られたなんて…
さらに今回は「初音の調度」という国宝も展示されていました。
これがまた圧巻。
優れた芸術品であることはもちろん、「葦手書き」と言われる、絵の中に隠したかのように書いてある文字、それと絵も含めて一句の和歌になっているのです。
その和歌もまた、嫁入りする娘への想いが詰まっていて、胸が熱くなります。
ある種、謎解きのような要素もあり、子を想う親の気持ちも感じられ、芸術品としての美しさも技巧もあります。
これが国宝なんだな。
ただ美しいだけでない、その裏にあるストーリーも含めて国の宝です。
やっぱり本物を見るって大事です。
この機会を逃さずに見られてよかったです。
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